日本初!英語のデータサイエンスブートキャンプの開講
2020年6月30日、東京でLe Wagonによる日本初の英語でのデータサイエンスブートキャンプが正式に発表されました。このブートキャンプは、9週間の密度の濃いプログラムで、Pythonを用いた高度な機械学習およびデータサイエンスの技術を習得する機会を提供します。
Le Wagonとは?
Le Wagonは、2013年にパリで設立された世界屈指のコーディングブートキャンプであり、現在では22カ国39都市で展開しています。これまでに、7,500人以上の卒業生を輩出し、特にテクノロジー分野での教育に定評があります。東京では2016年に開校し、これまでに250人以上の学生がウェブ開発コースを修了しています。
なぜデータサイエンスなのか?
データサイエンスの需要は年々高まっています。デジタル化が進む現代において、データを収集し分析するスキルは企業にとって必要不可欠です。Le Wagonは、パリでの設立から7年を経て、現在の市場のニーズを反映したデータサイエンスコースを開設することになりました。元Googleのエンジニアであり、Le Wagonの共同創業者の一人であるSebastien Saunier氏は、「当初はデータの分野が成熟していなかったが、今やその職業は整理され、スキルが標準化されている」と述べています。
コース内容と目指せるキャリア
新しいデータサイエンスブートキャンプでは、9週間のうち90%を実習に費やし、実際のデータサイエンスプロジェクトに取り組むことになります。これにより、卒業生はジュニアデータサイエンティスト、データアナリスト、データエンジニアとして即戦力として活躍できます。カリキュラムは、データサイエンスの基礎から機械学習、深層学習までを網羅し、理論と実践をバランスよく学びます。
カリキュラム概要
- - データサイエンスツール:Jupyter Notebook, Pandasなど
- - 数学基礎:統計・確率・線形代数
- - 機械学習関連:線形回帰, scikit-learn
- - プロダクション環境での機械学習:Google Cloud Platform
- - ベストプラクティス:GitHub, プロジェクトマネジメント
- - 深層学習:Keras, コンピュータビジョン, 自然言語処理(NLP)
- - 高度なデータサイエンスプロジェクトに関する実績
このブートキャンプに参加するには、数学やプログラミングの基礎知識が求められ、事前面接と予習課題もあります。特に、業界標準のツールを駆使しながら、実務に即した内容で教育が行われるため、卒業後の就職が期待できます。
初回開催日
東京での初回データサイエンスブートキャンプは2020年10月12日から12月11日までの予定です。参加者は、データサイエンスの基礎を身につけ、実際のプロジェクトを通じてスキルを確実に磨くことができる貴重な機会です。
詳細な情報は
こちらからご覧ください。
Le Wagonの未来への挑戦
Le Wagonでは、2023年までにさらに7,000人の卒業生を目指しています。そのため、日本における教育にさらなる取り組みを行うことで、テック業界における人材育成に貢献していくことを目指しています。こうした取り組みにより、多くの受講生がデータの力を活用し、将来のキャリアにつなげることを期待しています。