日本女子大学の家政学部食物学科の有志学生が、大手給食会社エームサービスとのコラボレーションを経て、新しい食事メニューを提案しました。このメニューは、一般社団法人日本動脈硬化学会の推奨する食事スタイル「The Japan Diet」をテーマにしており、10月21日から25日までの期間中、全国80の事業所で提供されました。
「The Japan Diet」は、肉の脂肪や動物性脂肪を控え、豆類、魚、野菜、海藻、きのこ、果物、未精製穀類を組み合わせることで、健康を促進する食事法です。食物学科の亀山詞子講師の指導のもと、ワークショップに参加した30名の学生たちは、独創的なメニュー作りに挑戦しました。
エームサービスのシェフ、石井幸雄さんによる料理教室も重要な要素でした。この教室を通じて、学生たちは「The Japan Diet」の核となる食材を使ったレシピや調理法の実践的な知識を学ぶことができました。石井シェフは、特にVIP向け食事のプロとして知られ、学生たちにとって非常に貴重な経験となりました。