獣医師の往診サービス開始！アニフェアが目指す動物福祉の未来とは

獣医師による往診サービス、全国展開へ

株式会社MILLEから「anifare（アニフェア）」として生まれ変わったこの里親募集サイトは、保護犬や保護猫の譲渡事業に特化し、新たに提携獣医師による往診サービスを開始しました。アニフェアは、全国に広がる動物病院と連携し、着実に保護犬・保護猫の譲渡数を増加させているのです。

6つの自由を守る動物福祉の理念

アニフェアの設立者である原田康隆氏は、動物福祉を基盤に据え、動物とその里親をつなぐための新しいシステムを構築しています。動物福祉の理念には、動物が持つべき「5つの自由」があり、これを実現するために、獣医師がブリーダーを訪問し、継続的な健康管理を行うことが重要です。

この往診サービスでは、獣医師が親犬や親猫の健康診断を行い、混合ワクチンや狂犬病予防接種、マイクロチップの装着といった基本的な処置を行います。これにより、これまで動物病院での医療費を支払わなければならなかった里親の負担を軽減することを目的としています。

保護活動とブリーダーの改善

アニフェアでは、保護犬・保護猫だけでなく、ブリーダーから引き取られる繁殖リタイア犬猫についても積極的に里親を募集しています。アニフェアは、ブリーダーが自らの環境改善に意欲を持っていることを考慮し、医療支援を通じてその活動をサポートしていきます。

提携獣医師による往診が実現すれば、ブリーダーの繁殖環境も改善され、未来の保護犬・保護猫の数を減少させることに繋がります。流通の現場であるブリーダーと動物病院の協力によって、より良い動物環境を築く取り組みが進められていくのです。

成長するアニフェアの取り組み

アニフェアは2019年にサービスを開始し、すでに200以上の動物病院と提携しています。動物病院での健康検査を経て、適切な治療を受けた犬猫だけが里親に引き渡されるシステムは、病気や疾患のリスクを軽減しています。

今後もアニフェアは、保護犬・保護猫が終生幸せに暮らせるよう、さまざまなサポートを行い続けます。そして、「シニアforシニア」といった理念のもと、年齢に合った里親募集も展開していく予定です。

動物福祉の実現に向けて

アニフェアは動物の権利を擁護し、より多くの人々に動物福祉の重要性を理解してもらうために、さまざまな情報発信にも力を入れています。今後も動物愛護への意識向上を図る活動を続け、社会に根付いた存在を目指します。

この新しいサービスの開始が、保護犬・保護猫の未来を明るいものにする唯一の道だと信じて、アニフェアはさらなるサービスの拡充に努めていきます。