東京メトロの新たな挑戦
東京メトロが手掛けるアップサイクルプロジェクトの第三弾として、特別な商品が登場します。これまでの取り組みを受け、約2年後の2025年4月9日から4月22日まで、伊勢丹新宿店で「ピース de ミライ」イベントにおいて、丸ノ内線02系の座席シートを使用した数量限定の商品が販売されます。
アップサイクルプロジェクトの背景
東京メトロでは、鉄道車両の更新に伴い、長年使用されてきた廃車が進められています。これまで、金属部分はリサイクルが行われてきましたが、布製部材のリサイクルは難しく、資源循環の面で課題が残っていました。そこで、「廃材に新たな価値を」という思いから、アップサイクルプロジェクトがスタートしました。
新商品「東京メトロロゴ入りペンケース」
今回発売される商品のメインとなるのは、丸ノ内線02系の座席シートと、東京メトロの制服に使用される袖章タグを組み合わせた「東京メトロロゴ入りペンケース」です。さらに、資源の有効活用の一環として、ユーズドストックのデニム生地も使われています。全ての製品は、東京のヤマサワプレスと共に手作業で丁寧に製作されており、こだわりの一品です。
プロジェクトの目的と未来への展望
このプロジェクトでは、引退車両を活用することでサステナビリティへの寄与が図られています。特に、脱炭素及び循環型社会の実現に貢献することが大きな目的です。丸ノ内線02系の歴史を残す製品として、限られた数量で提供される「東京メトロロゴ入りペンケース」。この商品を通じて、多くの人々にサステナブルなファッションを提案しています。
販売情報
- - 販売期間: 2025年4月9日(水)から4月22日(火)まで
- - 販売場所: 伊勢丹新宿店 本館6階
- - 購入方法: 特設ページで購入
東京メトロ特設ページ
アップサイクルプロジェクトの継続的な取り組み
東京メトロは今後も引退車両を利用した商品を計画し続けます。ファッション業界の課題に挑戦し、様々な企業との連携を図りながら、新しい商品や価値を生み出していくことが期待されます。
「ピース de ミライ」プロジェクトは、ただのファッションの枠を超えて、社会全体の課題に取り組む姿勢を示唆しているのです。出展企業の協力を受けて、ファッションの未来を切り拓く新たな一歩となります。
引退車両の座席シートから生まれた、新しい価値のある商品をぜひ手に取ってみてください。