託児銭湯で地域活性化
2024-04-23 10:00:03

奈良県御所市で実現!託児付き銭湯が地域活性化の鍵を握る!

奈良県御所市に現れた画期的サービス!託児付き銭湯で、パパ・ママも地域も笑顔に



奈良県御所市で、忙しいパパ・ママにとって朗報となるサービスが登場しました。それが「託児銭湯」です。2024年5月11日より、地域住民が集うコミュニティースペース「かぜまちのにわ」と、近隣の銭湯「御所宝湯」が連携し、子どもを預けながら、保護者はゆっくりと銭湯やサウナでリラックスできる画期的なシステムです。

このサービスは、株式会社narrativeと三宅株式会社の共同事業として実現しました。株式会社narrativeは古民家再生を専門とする企業で、三宅株式会社は高齢者・障がい者向け福祉事業を手掛ける企業です。両社の強みを活かし、地域住民の生活を豊かにする取り組みとして注目されています。

安心・安全の託児環境と至福のリラックスタイム



「託児銭湯」では、デイサービス ときの森併設の「かぜまちのにわ」で、保育士による安心・安全な託児サービスを提供。保護者は、徒歩圏内の「御所宝湯」で、入浴やサウナを満喫できます。料金には入浴料、サウナ利用料、レンタルタオル、ドリンクサービス(アルコール類を除く)が含まれ、保護者1名あたり1500円(税込)と、大変お得な価格設定となっています。オプションで、近隣のレストランでのランチも利用可能です。

地域活性化への貢献



この取り組みの目的は、単なる託児サービスの提供にとどまりません。少子高齢化が進む地方都市において、若い世代の定着促進、雇用創出、地域住民の交流促進といった、より大きな社会問題の解決に貢献することを目指しています。銭湯という地域住民にとって身近な場所を核として、世代を超えた交流の場を作り出すことで、地域全体の活性化に繋げようという試みです。

「御所宝湯」は、昨年だけで延べ38,000人を超える来場者数を記録するなど、地域の中心的存在として発展を遂げています。県内外からの観光客、サウナー、インバウンド旅行客など、多様な人々が集まる社交場となっています。

銭湯業界の未来と持続可能なまちづくり



全国では、年間200~300軒の銭湯が廃業しており、地域コミュニティの維持が課題となっています。narrativeグループは、銭湯を単なる入浴施設として捉えるのではなく、「まちの社交場」として再生させることで、地方都市の活性化に貢献できると考えています。

今後、奈良県内外で、銭湯を核としたまちづくりプロジェクトをさらに展開していく計画です。設計・監理、経営・オペレーション支援、そして銭湯ファンドの組成にも挑戦し、「銭湯まちづくり」を全国に広げていくことを目指しています。

「託児銭湯」は、その取り組みの一環として、大きな可能性を秘めた画期的なサービスと言えるでしょう。この取り組みが、地方都市の活性化に大きく貢献し、多くのパパ・ママ、そして地域住民の笑顔につながることを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社narrative
住所
奈良県奈良市西城戸町34番地
電話番号

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