EraX、INTLOOPの共創プログラムでAI CRMプロダクトを開発し始動

EraXがINTLOOP Ventures Acceleratorに採択

株式会社EraX（本社：東京都港区）は、INTLOOP株式会社が主催する「INTLOOP Ventures Accelerator（IVA）」プログラムに選出されました。約40社の応募の中で、あらたに挑戦を受けることとなった7社の中に名を連ねたことは、同社にとって大きなステップとなります。

プログラムの目的

このプログラムは、現在日本が直面している労働人口減少などの産業課題を解決するために、スタートアップのイノベーティブな技術とINTLOOPグループの広範な顧客基盤・人材リソースを組み合わせることが狙いです。これにより、2030年問題にも対応した新たなビジネスモデルの構築を目指します。

EraXの採択テーマ

EraXは最新の生成AIおよび機械学習エンジンを駆使したCRMプロダクトの開発に取り組んでいます。その名も「AI Driven CRM Suite」。このプロダクトでは、主に以下の機能を提供します。

1. 自動リードスコアリング：営業の確度をリアルタイムで算出し、優先的にアプローチする顧客を選定。
2. 会話型コパイロット：過去の商談や問い合わせデータをもとに即座に答えを提示。
3. パーソナライズド提案書生成：顧客属性に応じた提案資料を数分で作成します。

これらの機能によって、営業現場の省人化や業務の高度化を進めることで生産性向上に寄与します。

今後のスケジュール

EraXは今後のスケジュールを以下のように予定しています。

- 2025年6–7月：共創アイデアのブラッシュアップ
- 2025年8月上旬：PoC（概念実証）の実施可否ピッチ
- 2025年8–9月：PoCの実施と協業計画の策定
- 2025年9月末–10月：共創の判断ピッチを経て正式協業を開始

シナジーの期待

INTLOOPからの49,000名以上のプロフェッショナル人材の支援を受けることで、実装や運用面での手厚いサポートが期待できます。また、大手企業や自治体との顧客ネットワークにも共同提案が進められるチャンスがあるため、さらなる展開が見込まれます。さらに、VCやメンター陣から事業戦略や資金調達についてのアドバイスも受けられるという利点も見逃せません。