ユーグレナの新展開
2025-02-28 15:34:15

ユーグレナが持続可能な航空燃料推進の官民協議会に参加

ユーグレナ、官民協議会に参加し航空燃料の持続可能な未来を模索



株式会社ユーグレナが、2025年2月26日に開催された第6回「持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた官民協議会」の新たな構成員となったことを発表しました。この協議会は、SAFの導入をスピードアップすることを目的にしており、官民が技術的・経済的な課題を協議し、一緒に解決策を見出していく場として機能しています。

2022年4月に設立されたこの協議会には、国内の航空会社やエネルギー企業、各省庁、関連団体など多様なメンバーが参加しています。ユーグレナ社は、これまでの実績を基に、持続可能な航空燃料の普及に貢献することを目指しています。

ユーグレナのバイオ燃料イニシアチブ



ユーグレナ社は、日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントの運営や、次世代バイオ燃料「サステオ」の展開を行っています。これにより、陸・海・空の多様な運輸手段へバイオ燃料を提供することが可能となりました。特に羽田空港でのエアラインへのSAF供給および販売に向けたサプライチェーンの構築でも進展があります。

さらに、国際的なバイオ燃料製造プラントの建設・運営プロジェクトを推進し、持続可能な原料調達にも注力しています。特に、使用済食用油(UCO)や微細藻類由来の油脂を大規模に生産するための研究開発を進めており、サステナブルな原料の選択肢を増やすことを目指しています。

バングラデシュにおけるサステナビリティ



ユーグレナ社は、環境貢献の一環としてバングラデシュでの活動にも取り組んでいます。UCOの回収事業や油糧作物の栽培を通じて、SAF用の原料サプライチェーンを構築することを目指しています。これは、地域の社会的な問題や経済的な成長にもつながる活動と考えられています。

未来への取り組み



ユーグレナ社は、官民協議会の構成員として、今後も引き続きステークホルダーと連携を深め、SAFの普及や国内供給の推進、技術開発に力を入れていく意向を示しています。脱炭素社会の実現に向けた取り組みは、ますます重要性を増していくことでしょう。

このように、ユーグレナ社の活動は、環境問題に対する意識を高めるだけでなく、航空業界全体における持続可能なエネルギーの実現にも寄与しています。企業のCSR活動としてだけではなく、真の意味での社会課題解決に向けた姿勢が求められている今、ユーグレナの取り組みには注目が集まっています。


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会社情報

会社名
株式会社ユーグレナ
住所
東京都港区芝5-29-11G-BASE 田町
電話番号
03-3453-4907

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