新潟医療福祉大学の学生ねこ部が猫愛護に取り組む
2025年度より新潟医療福祉大学の学生ねこ部が新潟市動物愛護協会と協定を結び、猫の不妊・去勢手術を支援する新たなプロジェクトがスタートします。3月11日には、この連携協定を締結する式典が開催されました。
繋がりを深める連携協定
式典には、新潟医療福祉大学の学生ねこ部の部長・小松愛海さん(診療放射線学科2年)、副部長・佐藤紗良さん(社会福祉学科2年)、顧問の五十嵐紀子先生、さらには新潟市動物愛護協会の会長である永松亮一氏が出席しました。
今回の協定に基づき、学生ねこ部は動物愛護協会が行う「チャリティ猫Tシャツ事業」の運営を担います。このプロジェクトは、販売されるTシャツの収益を通じて、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用を助成するものです。これにより、安定した販路の確保と資金の調達が見込まれ、動物愛護活動への啓発も進むことが期待されています。
期待が高まる学生たちの活動
永松氏は「学生たちの柔軟な発想と新しいファンの拡大に期待しています」「今後もこのTシャツ事業が発展することを願っています」とコメントしました。さらに、五十嵐先生も「学生たちは、自分たちの好きな猫を通じて社会とつながり、貢献することを目指しています。これまでに培ったTシャツの販売を元に、今後はより中心的な役割を果たしていく予定です」と意気込みを見せました。
猫Tシャツの販売イベント
(学生ねこ部)は、5月25日に開催される「NDNフェスティバル2025」において、最新の猫Tシャツを販売する計画も仕込まれています。新潟市のNSTゆめディアでのそのイベントは、地域住民や猫好きたちにとって、心温まる交流の場になることでしょう。学生ねこ部が運営するこの事業が、猫愛護活動に対する理解と共感を広める一助となることが期待されます。
医療に関する教育の先駆け
新潟医療福祉大学は、医療系総合大学としての広範な学問分野を持ち、看護、医療、リハビリなどを学ぶ環境が整っています。学生たちが機会を得て地域社会に貢献することで、彼らの学びも深まります。今後も、本学は地域貢献に尽力し、学生の主体的な活動を支援していく方針です。
NSGグループの理念
同大学を支えるNSGグループは、教育事業だけでなく、医療、福祉、介護、そして地域活性化を目指す事業を広範囲に展開しています。「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに地域の豊かさと幸せを追求することを目指しています。新潟医療福祉大学の活動は、求められる社会貢献とその実現のモデルケースとなることでしょう。
今後も学生と地域社会との結びつきが深まり、猫愛護活動が一層の賛同を得て広がることを心より楽しみにしています。