墨田区でのSDGs時計作りワークショップ
2025年8月1日、東京都墨田区にある「ラーニングラボすみだ」で、株式会社ハウセットが主催する「SDGs時計作り」ワークショップが開催されました。この取り組みは、持続可能な社会を目指す一環として、地域の企業や団体との連携を深めることを目的としており、昨年に続いて2回目の開催となりました。
企業の連携による地域貢献
今回のワークショップでは、地元企業である谷口化学工業所が協力し、DIY用塗料を寄付してくれることで実現しました。谷口化学工業所は、明治43年創業の日本最古の靴クリームメーカーで、持続可能な製品作りや地域貢献に積極的に取り組んでいます。このような企業の支援を受けることで、子供たちは新たな素材や色使いに触れ、自分たちのアイデアを活かした作品を生み出すことができました。
当日は、15名の子供たちが参加し、ハウセットが建築現場から出た廃材を小さくカットし、やすりがけを行うところからスタートしました。子供たちは、手作業による制作プロセスを通じてチームワークも学びました。
自由な発想と創造力
子供たちは、色彩や素材を自由に選びながら、思い思いのデザインで時計を作り上げていきました。その様子は真剣そのもので、各自の個性が光る素晴らしい作品が続々と完成しました。完成した時計を手に、笑顔を見せる子供たちの姿が印象的でした。
この取り組みを通じて、子供たちは創造的な体験を共有し、地域資源を活用したものづくりの重要性を学ぶことができました。ハウセットは今後も、地域の力を活かした教育活動や環境保護に努めていく意向を示しました。
地域貢献活動
株式会社ハウセットは、住宅の新築やリフォーム、リノベーション事業を展開しながら、地域密着型の企業運営に注力しています。墨田区内の福祉団体への支援や、地元スポーツチームへの協賛を通じて、地域の発展と持続可能なまちづくりに強く貢献しています。
また、認定NPO法人キッズドアとの連携により、墨田区の子供たちに教育の機会を提供する活動を行っています。キッズドアは、日本国内で困窮家庭の子供たちを支援するために設立された団体で、多くのボランティアと共に活動を続けている組織です。これからも地域の子供たちの支援を行い、彼らの未来を切り拓く手助けをしていきます。
おわりに
今回の『SDGs時計作り』ワークショップは、子供たちの創造力を育むだけでなく、地元企業との協働による地域貢献の面でも大きな意義を持つ活動となりました。今後もこのような取り組みが広まり、地域全体が一丸となって持続可能性を追求していくことが望まれます。