NEXCHAIN(ネクスチェーン)とは?
一般社団法人企業間情報連携推進コンソーシアムが運営するNEXCHAINは、業種や業界の壁を超えて情報を連携させ、新しい価値を創出するためのプラットフォームです。本コンソーシアムは日本政府が推進するSociety 5.0の実現に向けた取り組みとして、企業と個人が共に得られる利益を目指します。
設立の背景と意義
Society 5.0というビジョンは、デジタル技術を活用して様々なサービスや産業を結び付け、経済の成長と社会的な課題の解決を同時に達成することを目指しています。このためには、企業間での情報連携が欠かせません。NEXCHAINはそのための新しいフレームワークを創設し、現在参画企業18社と共に活動を進めています。今後、さらに多くの企業との連携を促進するために、会員募集を本格的に始めました。
主要な活動目的
NEXCHAINは、安全で利便性の高いサービスが得られる社会の実現を目指しています。企業間での情報連携と活発なディスカッションを通じて、新しい価値を生み出す機会を提供します。その結果、個人および企業にとって有益なエコシステムの構築を目指し、オープンイノベーションの加速を図ります。
会員になるメリット
このコンソーシアムに参加することで、企業は以下のメリットを享受できます:
1.
情報活用の促進 - 対等な立場で議論を交わし、自社の持つ情報を最大限活用する機会が得られます。
2.
新しい価値創出 - 意欲的な企業が集まる環境で、新しいアイデアやサービスが生まれるチャンスがあります。
3.
安心の情報連携 - ブロックチェーン技術を使って、顧客の意志に基づいた安全な情報連携が実現されています。
検討中のテーマや事例
NEXCHAINでは、様々なテーマについて具体的な検討が行われています。例えば、以下のような事例があります:
- - 不動産賃貸契約の効率化 - 不動産業者や金融機関と連携して、賃貸物件の手続きを簡略化し、スマートロックを使って効率的な内覧を可能にします。
- - 空き物件の調査効率化 - 企業や自治体が保有する物件情報を活用した調査を迅速化し、資産の有効活用を支援します。
- - ライフイベントに関する手続きの効率化 - 結婚や出産、死亡などのライフイベントに関連する各種手続きを簡単に行える仕組みを構築します。
新型コロナウイルスの影響を踏まえ、今後の社会に適応したテーマにも取り組んでいく予定です。
参加企業の紹介
NEXCHAINには、エネルギアや関西電力、損害保険ジャパンなど、多くの著名な企業が参画しています。各企業の独自の情報が持ち寄られることで、より強固な情報連携が期待されています。
まとめ
NEXCHAINは、企業間での情報連携を通じて新たなビジネス機会を創出し、社会課題の解決にも寄与することを目指しています。興味がある企業は、公式ウェブサイトを通じて会員募集に応募することができます。これからの企業間連携に注目です。