日本のインディーゲーム界に新たな風が吹き込まれています。株式会社マーベラスが主催する「iGi indie Game incubator」は、独創的なアイディアを持つゲーム開発者たちを支援するためのプログラムであり、今回第5期が始動しました。このプログラムは、独特のゲームデザインや設定を持つ作品を特に重視し、応募者の中から厳選された5チームが選ばれました。選出されたのは、LabyLab、abyss good games、Yoshio Games、Studio ZeF、StudioWinkの5チームです。
選ばれた5チームのご紹介
1.
LabyLab
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作品名:『不可思議メメメは寝ていたい』
このゲームは、自堕落な天才ハカセ「不可思議メメメ」が主人公で、可愛らしいひつじを使って世界中の人々を眠らせる癒やしのゲームです。
2.
abyss good games
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作品名:『あなたに花束を』
プレイヤーが花束を作るシミュレーターゲームで、現代日本における人々の悩みを聞きながら、オリジナルの花束を製作することができます。
3.
Yoshio Games
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作品名:『リリーinドリームワールド』
死んでしまったミニチュアダックスのリリーが夢の世界で、飼い主を守るために戦うアクションRPGです。
4.
Studio ZeF
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作品名:『黒くないカギで開かないドアはない』
プレイヤーがルールを改変しながらゴールを目指す2Dアクションパズルゲームで、ユニークなルールが魅力です。
5.
StudioWink
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作品名:『リコネクト』
小さなデバッグAIとなり、他のAIとともに、コンピュータの世界を冒険してシステムを修復していくパズルアドベンチャーゲーム。
特別賞を受賞した作品
選ばれた5チームの他にも、特に優れた点を評価された作品については特別賞が贈られました。特別賞を受賞したのは、ココロ・テンの『TIMEMOON』、ミウラ ナリヒトの『Treasure Touring ー100万キロの彼方にー』、UrbanFoxの『DRIFTED ドリフテッド』の3作品です。これらの作品は、独自の世界観やゲームデザインが際立っており、多くの注目を集めることでしょう。
産学官連携について
さらに、香川県のインディーゲーム制作コミュニティ「讃岐GameN」とのコラボレーション企画も発表されました。これにより、ゲームイベント「SANUKI X GAME」が開催される予定で、『iGi』のプログラムと一緒に、さらなる発展を見込んでいます。
プログラムの意義
「iGi indie Game incubator」は、日本でのインディーゲーム育成のための画期的なプログラムです。新しい才能を発掘し、彼らの成長を支援することを目的としています。今後も魅力的な作品が続々と誕生することが期待されており、ゲーム業界の未来に大きな影響を与えることでしょう。プログラムの詳細は公式サイトで確認できますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。