マイステイズとAI
2025-04-10 15:50:03

多言語対応のAIチャットボットがマイステイズの150施設に導入開始

tripla Botがマイステイズに導入



宿泊業界への ITソリューションを提供するtripla株式会社が、自社開発のAIチャットボット「tripla Bot」を、株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントが運営する150のホテル施設に導入することを発表しました。これにより、急増する訪日外国人の需要に対応した、より便利な宿泊体験の提供が期待されます。

導入背景


マイステイズは、日本国内で170以上の宿泊施設を運営しており、その業態は宿泊特化型ホテルからリゾートホテル、さらには旅館に至るまで多岐に渡ります。顧客からの問い合わせには従来、自社のオペレーターが従事していましたが、訪日観光客の数が急増する中で、多言語に対応する人材の確保が大きな課題となっていました。そこで、tripla Botの導入によって、標準で8カ国語(英語、中国語、韓国語、タイ語など)に対応し、業務の効率化と顧客への支援体制の強化を図ろうと考えられました。

また、2021年5月から現行の予約システム「tripla Book」を利用していることから、トリプラの迅速かつ効率的なインバウンド対応を実感し、今回のチャットボット導入に至ったとのことです。この今後の展望として、チャットボットを利用した販売価格の表示やSNSとの連携を通じて、顧客の自社予約率を高めることが期待されています。

導入メリット


マイステイズ・ホテル・マネジメントのセールスサポート部長、山下慎平氏は、今回の導入について次のように語っています。

「当社は多様な形態の宿泊施設を持ち、全国に170棟以上を展開しています。『ゲストリレーションチーム』がお問い合わせの窓口を担っていますが、AIチャットボットを導入することで、ゲストへのより迅速な対応が可能となることが最大のメリットです。」


check-inや交通アクセスに関する基本的な質問が多くを占める中で、tripla Botは、オペレーターが予約業務に専念できる環境を作ることで、作業の効率化を進めます。これにより、ゲストの満足度を向上させると共に、業務生産性も高めていく考えです。

さらなる展開


一方、tripla株式会社の代表取締役CEOである高橋和久氏は、次のようにコメントしました。

「この度、マイステイズ様にtripla Botを導入していただけることを大変嬉しく思います。AIが自動的に90%以上の質問に応える一方で、オペレーターも対応可能だからこそ、さらなる高品質なサービスを提供できると信じています。」


tripla Botは宿泊施設の公式ホームページ上でも顧客からの問い合わせにリアルタイムで応じ、同時に宿泊予約も可能な多機能なAIサービスとして成長を続けています。AIの機械学習を活用したシステムは、90%以上の精度での回答を実現しており、その性質上、顧客対応の日常業務の効率化にも寄与します。さらに、SNSとの統合や予約システムとの連携により、リピーターや会員の獲得にも貢献する仕組みを整えています。

まとめ


今後もtriplaは、顧客満足度の向上とマイステイズの利益率最大化に寄与することを目指し、さらなるサービス機能拡充を続けることを宣言しています。訪日外国人宿泊客にとって、より快適でスムーズな宿泊体験を実現するために、AIの力を活用した新たなステップを今後も追求していくことでしょう。


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会社情報

会社名
tripla株式会社
住所
東京都中央区新川1-22-13新川I&Lビル6F
電話番号
03-6276-6553

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