J.D. パワーとクアルトリクスが営業支援の新たな共同提携を発表

J.D. パワーとクアルトリクスの新たな提携

カリフォルニア州コスタ・メサとユタ州ソルトレイクシティから、J.D. パワーとクアルトリクスが戦略的なカスタマーエクスペリエンス（CX）ソリューションを共同で提供することが正式に発表されました。両社の提携は、顧客満足度とエクスペリエンスの向上に向けた重要なステップとなります。この新たな協力関係により、企業は顧客、製品、従業員、ブランドといった4つの主要エクスペリエンスの管理を、単一のプラットフォームで行えるようになります。

J.D. パワーは、業界ベンチマークやアドバイザリーサービス、顧客サービスの最適化に関する専門知識を持つ国際的な調査機関であり、50年以上にわたりカスタマーエクスペリエンスに関する豊かなデータと洞察を提供してきました。一方、クアルトリクスが提供する「エクスペリエンス・マネジメント（XM）プラットフォーム」は、8000以上のグローバル企業によって利用されており、エクスペリエンスマネジメントが求められる現代の競争市場において重要な役割を果たしています。

この提携によって、クアルトリクスの最高経営計画責任者ジョン・トーリーは、「この協力により、企業は高度なテクノロジーと分析を駆使して、顧客や従業員が求めるエクスペリエンスの改善点を迅速に実践できるようになる」と述べています。また、クアルトリクスはJ.D. パワーのパートナーネットワークの創設メンバーであり、システム導入からプロジェクトの進行管理に至るまで一貫したエクスペリエンスマネジメントソリューションを提供します。

両社はまた、ベイン・アンド・カンパニー認定のネット・プロモーター・スコア（NPS）や、顧客フィードバックの迅速な収集を可能にする業界特化型の経験マネジメントプログラムなど、さまざまな認定ソリューションを提供します。これにより企業は、顧客経験の最適化を支援し、運用と管理においても一貫したサポートを受けることができます。

J.D. パワーのチーフデジタルオフィサーであるベルナルド・ロドリゲスは、「両社の専門知識とテクノロジーを融合させることで顧客に対して印象的な体験を提供し、持続的な競争上の優位性を実現出来る」と強調しています。製品やサービスが同質化していく中で、カスタマーエクスペリエンスは企業のブランディングにおいてますます重要になってきています。

この提携の詳細については、クアルトリクスの公式ウェブサイトで確認できます。今後、ますます競争が激化するビジネス環境で、両社の連携が企業の成長をどのように支援していくのか、注目が集まります。

J.D. パワーとクアルトリクスについて

J.D. パワー

J.D. パワーは、顧客満足に関するインサイトやパフォーマンス改善のソリューションを提供する国際的なマーケティング情報サービス企業です。1968年に設立され、北米、南米、ヨーロッパ、アジアに拠点を持つJ.D. パワーは、毎年数百万人を対象に質や顧客満足に関する調査を行っています。関連の詳細は公式サイト（http://japan.jdpower.com）をご覧ください。