楽曲収益化サービスが新曲追加を発表
株式会社ドワンゴは、2025年3月20日(木)より、同社が運営する「楽曲収益化サービス」において、新たに22曲を“歌ってみた”サブスク配信対象曲に追加することを発表しました。このサービスは、オリジナル楽曲を申請することで、Apple MusicやSpotify、TikTokなどの音楽サブスクリプションサービスに一括配信し、管理・収益化を支援するという画期的なものです。前回のサービス開始から人気が高まり、さらなる拡充が望まれていました。
新たに追加される楽曲たち
今回新たに追加される楽曲には、『ダーリンダンス』『千本桜』『ハッピーシンセサイザ』を含む全22曲がラインアップされ、これにより、配信対象曲は合計で29曲に達します。特に、これらの楽曲は多くのクリエイターに親しまれ、コミュニティ内でも数多くのカバーが行われてきた人気曲です。これで、歌い手たちはさらに多様な楽曲を使い、自らのアレンジを加えたクリエイティブな表現が行えるようになります。
楽曲収益化の流れ
「楽曲収益化サービス」とは、オリジナル楽曲を申請することによって、クリエイターは低コストで自身の楽曲をさまざまなプラットフォームで配信できる仕組みです。さらに、著作権管理団体への届出も代行されるため、作詞や作曲を担当したクリエイターたちに対する権利保護が強化される点が大きな特徴です。このシステムによって、クリエイターは作品の収益を獲得しやすくなり、質の高いコンテンツが生まれる土壌が整えられています。
歌ってみた動画投稿祭の開催
加えて、2025年3月20日から23日には、ドワンゴ主催の“歌ってみた”の動画投稿祭「歌ってみた Collection ~2025 Spring~」が開催されます。このイベントでは、今回追加された楽曲を用いて多くのクリエイターたちが参加し、活気に満ちた作品が登場することが期待されています。会場には、楽曲を作ったボカロPたちも参加し、より親密な交流ができる場が設けられる予定です。
誰もが参加可能
さらに嬉しいニュースとして、楽曲収益化サービスは誰でも登録料や年会費が不要で、1曲から利用可能です。18歳以上であれば、誰でも参加できるため、幅広いクリエイターがこの機会を活かし、自身の才能を発揮することができるでしょう。
まとめ
音楽の配信市場は日々進化しています。ドワンゴの「楽曲収益化サービス」は、その進化の一環として、クリエイターたちにとって大変魅力的な環境を提供しています。新しい楽曲の追加と多くのクリエイターが参加する動画投稿祭により、今後更なる盛り上がりが期待されます。