新たな居住の選択肢、茨城県境町「オハナタウンⅡ」
茨城県境町が提供する新たな定住促進住宅「アイレットハウスオハナタウンⅡ」が話題を呼んでいます。このプロジェクトは、入居者に25年間住み続けてもらった場合、無償で土地と住宅を譲渡するというユニークな仕組みです。
背景と目的
境町の町長、橋本正裕氏は移住・定住政策の促進を目指して、PFI(Private Finance Initiative)を活用した住宅整備を進めています。これまでに、108戸のマンションと65棟の戸建住宅が整備され、全て満室となっています。この成功を受けて、新たな戸建住宅「オハナタウンⅡ」が整備されることになりました。
昨年度には「マハロタウンⅡ」で21棟の入居募集に対して、256件もの応募があり、地域の需要の高さが伺えます。今回の新しい住宅33棟も新たな入居希望者の期待に応えて、募集を開始しました。
住宅の概要
「オハナタウンⅡ」は木造の2階建てで、全体で33棟の住宅が建設されます。各棟の敷地面積は約190㎡で、延床面積約100㎡の3LDKが設計されています。月額賃料は64,000円で、駐車料金は3,300円と、かなり経済的な負担に配慮されています。
さらに、直近の入居者に対して家賃減額の制度があり、所得要件や世帯要件を満たす方は減額後の家賃で入居できます。これは、子育て世帯や新婚世帯を優先対象としています。
定住促進のための取り組み
「オハナタウンⅡ」への期待は大きく、特に昨年の「マハロタウンⅡ」に引っ越した78世帯は、子育て世帯が多く含まれています。これにより地域の活性化も期待され、さらなる人口増加が見込まれています。入居が開始されるのは、令和8年3月末以降の予定です。
募集詳細と申込方法
興味を持たれた方は、境町公式サイトにて詳細を確認し、入居に必要な書類を郵送または持参する必要があります。募集期間は令和7年8月19日から10月17日まで。地域の新たな試みに参加するチャンスをぜひお見逃しなく!
「オハナタウンⅡ」に住むことで、魅力的な地域コミュニティにも触れながら新たな生活を始められるかもしれません。ぜひ、この機会に茨城県境町での生活を検討してみてはいかがでしょうか?