歯周病治療の革新
2026-02-10 19:52:07

世界初!歯周病治療器「ブルーラジカル P-01」が厚生労働大臣賞を受賞

歯周病治療に革新をもたらす「ブルーラジカル P-01」



2023年、日本での医療イノベーションを牽引しているLuke株式会社と東北大学が共同で開発した、『ブルーラジカル P-01』が第8回日本オープンイノベーション大賞にて厚生労働大臣賞を受賞しました。この画期的な医療機器は、治療の新たなスタンダードを確立し、歯周病患者の生活の質(QOL)向上を目指しています。

歯周病の現状と「ブルーラジカル」の意義



世界的に見ても、歯周病は重度患者数が約10億人にも達する非常に多い感染症です。日本国内では、約1,100万人が重度の歯周病に苦しんでいます。虫歯予防が進む中、タブー視されてきた歯周病の改善が求められていますが、その治療は一般に困難です。進行しすぎると、抜歯や外科手術が必要となり、患者に大きな身体的、精神的負担がかかります。

そこで登場したのが、「ブルーラジカル P-01」です。この装置は、歯周病治療における外科的手法を可能な限り回避し、低侵襲で歯を保存する治療を実現することを目指しています。治療は短時間で、かつ局所的に行われるため、患者は身体的な負担を軽減しやすくなります。

産学官連携で生まれた新しいアプローチ



Luke株式会社と東北大学は、このプロジェクトの実現に向けて連携し、長年の研究開発を経て新しい治療法を生み出しました。「ブルーラジカル P-01」は、金属スケーラーによる超音波振動と、青色レーザーと過酸化水素の反応を組み合わせた新技術「ラジカル殺菌」により、高い殺菌効果を発揮します。さらに、患者行動変容を促すアプリ「ペリミル」が、この治療の効果を高める役割を果たします。このアプリは、患者が治療後の口腔内状態を可視化し、ブラッシングの習慣を定着させやすくします。

全国の導入実績とその効果



「ブルーラジカル P-01」は治験を経て2024年3月に医療機器として市場に投入され、全国の622の歯科医院に導入されています。この成功により、抜歯や外科手術を避ける新しい治療選択肢として期待されています。また、現時点ではさらに約250の歯科医院が導入を希望しており、需要の高さが伺えます。実際の臨床現場でも、導入された歯科医院からは「治療が簡単になった」との声も寄せられています。

今後の展望と国際展開



今後は、日本国内での普及を加速させるだけでなく、米国、欧州、アジアを中心とした海外展開も視野に入れています。各国の医療制度や規制に対応した形で、グローバルな医療現場への実装を推進します。また、動物医療分野への応用も視野に入れており、犬や猫の歯周病治療への導入も予定しています。これにより、動物のQOL向上に寄与できる可能性があります。

企業情報



会社名:Luke株式会社
所在地:宮城県仙台市青葉区木町通2丁目3-19
代表者:加藤 丈雄・杉本 知久
設立:2019年

このように、Luke株式会社と東北大学の連携によって生まれたこの革新的な取り組みは、先進国における歯周病罹患率の低減を目指し、世界的な健康寿命の延伸に寄与することが期待されています。


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会社情報

会社名
Luke株式会社
住所
宮城県仙台市青葉区木町通2丁目3番19号
電話番号

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