ServiceNowを使いこなすためのウェビナー開催
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の流れを受けて、多くの企業が業務の自動化を進めています。その中でも、ServiceNowというプラットフォームの導入が急速に進展しています。特にITサービス管理(ITSM)の分野では、ServiceNowが注目を集めていますが、導入後に直面する課題も多々あります。これらのテーマを踏まえ、今回ウェビナーを開催します。
ServiceNowの導入背景
サービスの品質を向上させるため、また業務部門との連携を強化するため、IT部門の役割は変化しています。従来の障害対応や管理業務にとどまらず、業務部門との変革支援が求められるようになりました。このような状況下で、社内業務を一元化し、効率化を図るためにServiceNowを導入する企業が増えています。
特に、複数のシステムが乱立し、データが分断されている環境において、運用プロセスの自動化といった問題解決の手段として「IT Service Management(ITSM)」を活用することが浸透しています。ITSMの導入により、サービスの品質やガバナンスの強化、業務負担の軽減が期待されます。
運用フェーズでの課題
しかし、多くの企業がServiceNowを導入した後、運用フェーズで「思うように使いこなせていない」といった課題に直面しています。豊富な機能を活用したいものの、ServiceNow社の情報だけではアップデート内容を理解しづらく、活用のヒントを得られずにいることが少なくありません。また、社内に十分な知見を持つ人材が不足していることから、多忙な運用メンバーがメンテナンスやトラブルシューティングに追われ、本来の業務改善に手が回らない状態が続いています。
実際に、特定の業務領域に限られることが多く、機能全体を効果的に運用できないケースが目立ちます。運用担当者は、メンテナンスや障害対応に追われるあまり、新たな改善策に着手する余裕がなく、バージョンアップ時には多くの対応コストが発生することがあります。これらの課題は、ServiceNowを定着させる上での大きな壁となっています。
ウェビナーの内容
今回のウェビナーは、企業や組織のIT部門でServiceNowを活用し、運用の最適化を図りたい方々を対象としています。SCSKの導入実績に基づき、ITSM領域における運用の最適化や自動化を実現する方法をご紹介します。特に、「年一回のバージョンアップに伴う運用改善や全社活用の定着に関する課題をどう乗り越えるか」というテーマについて、実践的なヒントを学ぶ機会となります。
さらに、世界中のServiceNowユーザーが集結する年次イベント「ServiceNow Knowledge 2025」で発表された最新のトレンドや注目機能についても紹介します。ServiceNowの有効活用を目指している方々は、ぜひご参加ください。
主催情報
本ウェビナーは、SCSK株式会社によって主催され、協力には株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社が参加しています。今後もマジセミでは、参加者の役に立つウェビナーを継続的に開催していく予定です。過去のウェビナー資料や新しいセミナーの情報は、同社の公式ウェブサイトでご覧いただけます。
所在地:
マジセミ株式会社
〒105-0022東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階
お問い合わせ:
公式サイト