株式会社QLSホールディングスが東証グロース市場へ上場
株式会社QLSホールディングス(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:雨田武史)は、2024年11月25日に東京証券取引所から、同社の株式がグロース市場に上場することが承認されたと発表しました。上場日は2024年12月11日を予定しており、これにより名古屋証券取引所ネクスト市場との重複上場が実現します。
上場の背景と意義
QLSホールディングスは、2019年にはTOKYO PRO Market、2023年には名古屋証券取引所ネクスト市場に上場を果たしており、この度の東証グロース市場への上場は同社の成長戦略の一環です。企業は、経営の安定化とさらなる成長を図るため、このようなステップアップを実施してきたことで、ステークホルダーからの信頼を獲得しました。そこで、QLSグループは日頃の支援に感謝を込めて、特別な株主優待と記念配当を発表しました。
記念株主優待と配当内容
2025年3月31日を基準日とした株主優待および配当として、記念配当と記念優待を実施することが決定しております。記念配当は、1株当たり通常配当が8円に対し、記念配当として2円を加え、合計10円となります。
優待内容
株主優待はQUOカードで、保有株数に応じて次のように設定されています。
- - 500株以上1,000株未満: 通常優待5,000円分 + 記念優待10,000円分 = 優待合計15,000円分
- - 1,000株以上1,500株未満: 通常優待10,000円分 + 記念優待20,000円分 = 優待合計30,000円分
- - 1,500株以上2,000株未満: 通常優待10,000円分 + 記念優待40,000円分 = 優待合計50,000円分
- - 2,000株以上: 通常優待10,000円分 + 記念優待60,000円分 = 優待合計70,000円分
なお、優待制度には通常継続保有の要件がありますが、2025年3月31日の基準日では特例措置が適用されます。
業績の推移と今後の見通し
QLSホールディングスは、2023年3月期に6,923百万円の連結売上高を達成し、2024年3月期には8,360百万円、2025年3月期には9,710百万円の達成を見込んでいます。連結営業利益も338百万円から520百万円までの成長を予測しています。
M&Aや新規開設の加速
グロース市場への上場は、会社の社会的信用や知名度を高め、経営課題である人材確保や資金調達の多様化に貢献すると考えています。また、新たな保育所や介護老人ホームの開設、さらには人材派遣事業の拡充にも寄与することが期待されています。
結論
この度の上場承認とともに、QLSホールディングスは株主福利の拡充を図りつつ、新たな事業展開へ向けて着実に歩みを進めていく意向です。投資家や関係者にとって、今後の展開が注目されることでしょう。
もっと詳しい情報や最新のデータについては、日本取引所グループのウェブサイトをご覧ください。
【お問い合わせ先】
株式会社QLSホールディングス IR担当
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