デジタルタッチペンの提案
2024-12-01 17:48:26

岡山大学が地域向けデジタルタッチペン開発に挑む学生たちの取り組み

岡山大学が目指すデジタル活用



2024年11月21日、岡山大学医学部保健学科の学生たちが三菱鉛筆関西販売株式会社と協力し、デジタルタッチペンの利用促進に関する意見交換を行いました。このプロジェクトは、高齢者がスマートフォンを操作しやすくすることを目的としています。

高齢者のデジタル操作の課題



この取り組みの発端は、学生たちが参加した「わっしょい和んさか吉備高原フェスタ」にて、高齢者がスマートフォンを指でうまく操作できないことに気づいたことでした。これを背景に、学生たちはデジタル技術の力で地域住民の生活をよりよくするための方策を計画しました。

学生たちのアイディア



ディスカッションには、医学部保健学科の3年生と4年生から成る14人の学生が参加。彼らは、高齢者にとっての使いやすさを最優先に考えたタッチペンの機能やデザインについて、実際の意見や要望を聞くことができました。今後は、学生たちが吉備中央町に出向き、役場や「きびアプリ」を開発した企業との情報交換を行う予定です。

地域連携の重要性



岡山大学が取り組む「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として、この活動は地域住民が抱える課題をデジタル技術で解決することを目的としています。地域と大学が手を取り合うことで、より良い成果が生まれることを期待しています。

デジタル田園健康特区としての役割



吉備中央町はデジタル田園健康特区に指定されており、岡山大学はそのデジタル技術の活用を推進するアーキテクトとしての役割を果たしています。「きびアプリ」は、町民向けのポータルアプリであり、健康や生活相談、買い物サポートなどのサービスを提供しています。これにより地域住民の生活の質を向上させることが期待されています。

未来の展望



今後も岡山大学は、地域住民の皆さんと共にデジタル技術を活用した新たなサービスやプロジェクトを進めていく予定です。その一環として、デジタルタッチペンの使いやすさを高める調査も行う予定です。地域密着型の取り組みとして、学生たちの熱意に注目が集まっています。

まとめ



岡山大学医学部保健学科の学生たちが地域の課題解決に向けた取り組みを進めていることは、地域活性化に向けた重要な一歩です。彼らの活動を通じて、デジタル技術がもたらす未来の可能性に期待が高まります。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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