弥生が発表した新機能が業務の効率化を実現する

弥生が提供する「スマート証憑管理」の新機能

弥生株式会社が提供する「スマート証憑管理」において、業務の効率化を図るための新機能が加わりました。この新機能は、2024年7月25日にリリースされ、主にスモールビジネスや会計事務所をターゲットとしたものです。これにより、証憑業務がいっそう円滑に進むことが期待されています。

スマート証憑管理の概要

「スマート証憑管理」は、取引先から受け取った領収書や請求書など、各種証憑をクラウド上で簡単に保存・管理できるサービスです。AI-OCR技術を駆使し、適格請求書の適正性判定を自動で行うことができます。また、電子帳簿保存法にも対応しており、データの保存やスキャナ保存が可能です。これにより、経理作業の効率が大幅に向上します。

一括仕訳登録機能の導入

今回追加された「一括仕訳登録機能」では、複数の証憑に関連する作業を一度でまとめて処理できるようになります。具体的には、適格請求書の区分判定や仕訳登録が一括で行えるため、業務の効率化が図れます。この機能を使用することによって、ユーザーはコピー＆ペーストなどの手作業から解放され、時間を大幅に短縮できます。

利用対象者と提供内容

新機能は、弥生株式会社が提供するクラウドサービスを利用している利用者や、デスクトップソフトの「あんしん保守サポート」に加入している法人向けに無料で提供されます。また、弥生PAP会員の会計事務所においても、同様に無償利用が可能です。このようなサービスを通じて、弥生はスモールビジネスの業務をもっとスムーズに進められるよう支援しています。

弥生について

弥生株式会社は、1978年に設立され、スモールビジネスのニーズに寄り添った仕様でソフトウエアを提供する企業です。会計や商取引、給与計算などのバックオフィス業務の支援に特化した「弥生シリーズ」は、現在310万以上のユーザーに利用されています。代表取締役社長の前山貴弘氏は、スモールビジネスの発展には効率性が不可欠であると述べており、その思いを基にしたサービス開発を続けています。