M&A法務寄附講座開講
2024-12-16 10:35:28

一橋大学大学院と日本M&Aセンターが連携した新しいビジネスロー講座

一橋大学院での新たな寄附講座開講へ



日本M&Aセンターホールディングスが一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻と連携し、2025年4月より「日本M&Aセンターホールディングス寄附講座」を開設します。法学系の寄附講座の設置は同社にとって初の試みです。この講座は、中小企業の後継者不足に伴うM&Aの需要増加を踏まえ、中小企業M&A法務の必要性に応じた内容となっています。

背景と目的


中小企業M&Aの関心が高まっている背景として、後継者不在の問題があります。それに伴い、M&A支援機関の数も増加し市場は拡大してきました。そうした環境において、中小企業に特化したM&Aの法務実務も変化を見せています。

一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻は、社会人向けの大学院プログラムで、ビジネス分野で必要とされる高度な法務知識を持つ人材の育成を目指しています。多様なバックグラウンドを持つ学生たちが集まり、学問的な理論を深く学ぶだけでなく、実務の第一線で活躍する専門家との交流も行われます。これにより、より実践的な知識とスキルを身につけることができるのです。

日本M&Aセンターホールディングスは、この寄附講座を通じて、自社が持つ豊富な知見を還元し、中小M&A法務における学術研究を促進。業界全体の質と信頼性の向上に寄与することを目指しています。

講座概要


寄附講座は、2025年4月から2028年3月までの期間で実施されます。内容としては、「中小企業M&Aの法務」と「コーポレートガバナンスと法」という二つの主要科目が提供されます。これに加えて、担当教員には一橋大学の教授である得津晶氏と日本M&Aセンター執行役員の横井伸氏が名を連ねています。

関連するコメント


横井氏は、日本の法学系社会人大学院において、教育及び研究の水準が極めて高い一橋大学において、M&A法務とコーポレートガバナンスに特化した講座を設けることの意義を強調しました。彼は、業界のリーディングカンパニーである日本M&Aセンターが、学界との連携によってM&A研究を一層進展させ、その成果を業界全体で享受できることを願っています。

最後に


この寄附講座がスタートすることで、ビジネスと法務の分野でのスキルを持つ専門人材が育成され、M&A業界のさらなる発展に寄与することが期待されます。日本M&Aセンターホールディングスは、今後もこのような取り組みを通じて、業界の発展に必要な人材を輩出していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社日本M&Aセンターホールディングス
住所
東京都千代田区丸の内一丁目8番2号鉃鋼ビルディング 24階
電話番号

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