株式会社PeopleXの革新的なAI面接導入事例
株式会社PeopleXは、東京都新宿区に本社を置く企業で、対話型AI面接サービス「PeopleX AI面接」を提供しています。このたび、株式会社Hakuhodo DY ONE(以下、Hakuhodo DY ONE)が、このAI面接を新卒採用選考において導入したことを発表しました。
Hakuhodo DY ONEの背景と取り組み
Hakuhodo DY ONEは、長年にわたってデジタル広告の分野で培ってきた知見と技術を駆使し、統合的なデジタルマーケティングサービスを展開しています。特に、デジタルマーケティングのリーダーとして位置付けられる中、彼らは新卒採用においてもAIを積極的に活用する方向に舵を切りました。これにより、2027年度の新卒選考から、AIを通じた新しい採用プロセスが始まります。
この取り組みの目的は、採用の公平性と質を向上させることです。AIを利用することで、選考基準の明確化や評価の一貫性が保たれ、主観的な判断が排除されます。また、AI面接官との対話を通じて、候補者の魅力や考え方を丁寧に引き出せるため、より深い理解が得られるのです。
PeopleX AI面接の特長
「PeopleX AI面接」は、候補者に寄り添う対話型AI面接官を特徴としており、24時間いつでもどこでも受けられる利便性を提供しています。面接は書類選考やグループワークの選考と並行して進み、日程や場所に縛られることなく、多くの候補者が積極的に参加可能です。
このAI面接サービスは、受験者に対して自然な対話ができるよう設計されており、候補者の緊張を和らげるアイスブレイク機能も備わっています。さらに、候補者の回答に基づいて深掘り質問を行う生成AI技術も導入されており、質の高い面接を実現します。面接後には、企業側が面接内容を確認できる評価レポートも提供され、選考判断が一層スムーズに行えるよう工夫されています。
今後の展望とAI活用の拡大
Hakuhodo DY ONEは、この新卒採用でのAI活用を起点に、今後入社や異動時の受入れ、人材育成、キャリア支援など多岐にわたる人事領域においてAIの活用を拡げていく方針です。AIソリューションの開発と併せて、社内外での「AIドリブンな価値創造」を一層進めていくことを目指しています。
Hakuhodo DY ONEの人材開発局局長、布山麗央氏はこの導入についてコメントし、「採用活動において、AIによって応募者の選考体験の質を向上させたい」との意向を語りました。さらに、対話型AIの均一な問いかけによって、候補者の魅力を引き出せることや、迅速な意思決定を促進することに期待を寄せています。
まとめ
このように、株式会社PeopleXとHakuhodo DY ONEの提携は、未来の採用プロセスに新たな形を提供しています。AI技術の進化を先取りし、積極的に導入することで、より公正で効率的な採用活動が実現されるでしょう。ぜひ、これからの動向にも注目が集まります。
興味を持たれた方は、株式会社PeopleXの公式ウェブサイトやデモ動画もぜひご覧ください。