20歳のハーバード生が創業した新企業がZ世代の未来を切り開く

20歳のハーバード生が設立した「Media Brain」

20歳、現役のハーバード大生である西谷袈音氏が、新たに「Media Brain株式会社」を立ち上げました。この企業は、特に国内外のZ世代やα世代を対象にした総合プロモーションやブランド運営、研究チームの運営を行うことを目的としています。

近年、私たちの購買行動は大きく変化し、物を店舗で購入するのではなく、インターネットやSNSを通じて購入するスタイルに移行しています。この変化は、特に新しい世代、すなわちZ世代やα世代が大きな影響を及ぼしていると言えるでしょう。西谷氏は、この世代をターゲットにした企業の設立に踏み切り、自らがその波の一端を担うことになりました。

消費が変わる環境に挑む

彼が提唱するのは、デジタル環境に育ったZ世代と、AIと共に育っていくα世代の特性を活かしたプロモーション戦略です。コロナ禍を経て、私たちの社会全体が大きく変貌している中、これらの世代には独自の価値観や行動パターンがあるため、それに適応した内容が求められています。

「Media Brain」では、国内外のZ世代とα世代とのコネクションを強化し、常にそのニーズや動向を把握しながら、新しいプロモーション手法を導入する計画です。

提供するサービス

具体的には、以下のような事業を展開します。

1. 総合プロモーション支援: ブランドや商品の課題を深く理解し、適切なクリエイターやインフルエンサーのキャスティングを行います。SNS運用や市場調査も含め、一貫したプロモーションを実施します。

2. 自社ブランド運営: アパレルブランド「Picoday」の展開を中心に、管理するタレントやインフルエンサーの属性にマッチするブランドを構築します。

3. タレントマネジメント: SNSやタレント活動を行う個人に対し、個別ニーズに応じた支援を行います。

4. リサーチチーム: Z世代とα世代の価値観や動向について調査を行い、その結果をプロモーションに活かすためのチームが構築されています。

西谷袈音CEOのバックグラウンド

西谷氏は大分県出身で、2001年に生まれました。中学校を卒業後、15歳でニュージーランドに留学し、その後都内のインターナショナルスクールに転校。高校を卒業後は、ハーバード大学のExtension Schoolに入学し、国際的な会議にも参加するなど、活躍の幅を広げてきました。

2021年に「Media Brain」を創立し、世代の特性を生かした新たなプロモーション手法を展開しています。彼自身の経歴と経験が、この企業の理念にも色濃く反映されています。

今後、彼の手がける「Media Brain」が、どのようにして新たな経済圏を築いていくか、注目していきたいところです。