アトラスコプコの新たなエネルギー体験ブースが川崎にオープン！

アトラスコプコ、エネルギー体験ブースが登場

2024年11月、アトラスコプコ株式会社のコンプレッサー事業本部は川崎市に新しい体験ブースを設けました。このブースでは、最新のインバーターコンプレッサーの性能を比較し、エナジーリカバリー（ER）技術を体験することができます。

アトラスコプコの歴史と技術革新

アトラスコプコはスウェーデンで1873年に設立されて以来、エアコンプレッサーのリーダーカンパニーとして技術革新を続けてきました。特に、インバーターコンプレッサーの先駆者であり、その最新の第3世代モデル「GA VSDs」は、従来のコンプレッサーと比較して最大60%のエネルギー効率を実現しています。

新設された体験ブースの特徴

体験ブースでは、実際に動いている複数の最新インバーターコンプレッサーが設置されており、圧力、吐出空気量、エネルギー使用量、電気代、CO2排出量をリアルタイムで確認できるモニターが用意されています。これにより、利用者は省エネ効果やCO2削減効果をより具体的に理解することができます。

加えて、ERS（エナジーリカバリー）技術を利用した排熱の再利用に関するシステムも展示されています。通常であれば大気中に放出される熱が、どのようにして再利用されるのかを実際に体験できます。

展示される製品やサービス

体験ブースでは次のような製品やサービスも紹介されています：

- 複数台のインバーターコンプレッサーを中央で制御する「Optimizer」や「Equalizer」
- 高性能ラインフィルター「UD+フィルター」
- 軽量アルミ配管「エアネット」
- エア漏れを点検する「AIRScan エアリークチェック」

オープニングイベントの情報

2024年11月と12月には、このデモセンターのオープニングイベントが開催され、多くの販売代理店やサービス代理店、エンドユーザーが参加しました。参加者からは「稼働中のコンプレッサーで省エネ効果を確認できた」「排熱リカバリーシステムを体感できた」との感想が寄せられました。定量的なデータを目の前で見ることで、アトラスコプコのコンプレッサーの性能を実感することができたとの声も多く上がっています。

お問い合わせ情報

この体験ブースや展示される製品に関する詳細は、アトラスコプコの公式ウェブサイトで確認することができます。株式会社アトラスコプココンプレッサ事業本部の東京本社は、東京都港区芝公園1-1-1 に位置し、具体的な問い合わせは「[email protected]」を通じて可能です。

さらに、アトラスコプコは世界中で事業を展開しており、2023年の同社の収益は173BSEK（約2.4兆円）に達し、従業員数は約53,000人にのぼります。詳細な情報はこちらから確認できます。

この新しいコンプレッサー再生エナジー体験ブースは、エネルギー効率の向上や環境への配慮を考える上で非常に貴重な体験となることでしょう。