ファーストサマーウイカが語る平安ワールド
大河ドラマ「光る君へ」に出演するファーストサマーウイカさんが、ポッドキャスト「ほんとはヤバい平安ワールド」の特別回で清少納言役を演じる魅力について熱弁しました。彼女はこの役に挑むにあたっての驚きや、平安時代についての自身の学びを深く語る姿が印象的でした。
清少納言としての挑戦
ウイカさんは清少納言役に抜擢されたことに「ほんまかいな?」と驚きを隠せず、初めての大河ドラマへの挑戦として受け止めたとのことです。義務教育で学んだほんの少しの知識の中、実際に『枕草子』を読み通すことで彼女がイメージする清少納言のキャラクターが徐々に形成されていったそうです。特に、辛辣さやユーモアが彼女自身のパブリックイメージに重なる部分があると感じたそうです。
定子との深い関係性を現代に照らし合わせて、「親と子」や「推し」の関係に似ているという観点からも、清少納言の忠誠心や喪失感が物語にどのように影響するかを考察しました。
紫式部との対比
清少納言と紫式部、両者の違いについても触れました。彼女は清少納言を「陽」とし、紫式部を「陰」として対比させ、この二人の作家としての視点を強調しました。同じ素材でも、その調理方法や時間、視点によって異なる料理が出来上がるように、二人の作品も異なり、その差異がドラマに色濃く反映されていると述べています。
ウイカさんからの視聴者へのメッセージも注目すべき点です。ドラマが佳境に入る中で、清少納言のキャラクターにはさらなる目を向けて欲しいとのこと。彼女の演じる清少納言がどのように物語の結末に結びついていくのか、期待が持たれるところです。「ききょうを嫌いにならないで!」との強い言葉で締めくくりました。
特別回の配信に向けて
また、「ほんとはヤバい平安ワールド」ではウイカさんだけでなく、作品に出演している他のキャストたちによる特別回が配信されています。山あり谷ありの撮影エピソードや役作りの秘密を聞ける貴重な機会です。
特に、藤原道兼役の玉置玲央さんや、藤原実資役の秋山竜次さん、藤原為時役の岸谷五朗さんなど、出演者たちが語る裏話は必聴です。彼らの視点から見える平安時代の多様な見解や、撮影現場での実際のエピソードを通じて、視聴者はまた新しい楽しみ方ができるでしょう。
まとめ
大河ドラマ「光る君へ」は、紫式部の作品からインスパイアされたストーリーが展開され、平安時代の隠れた魅力を掘り下げていくものです。ポッドキャスト「ほんとはヤバい平安ワールド」を通じて、より深い理解が得られ、視聴者はアプローチが新たな視点を持つことができるでしょう。週に一度の配信をお見逃しなく!