クラウド型保険業務システムの新たな展開
株式会社アニポスとau損害保険株式会社は、2024年9月2日より「ミニペット保険」の保険業務をクラウド型業務システム「ANIPOS Cloud」で開始しました。この提携により、ペット保険業務が大幅に効率化されることが期待されています。
ANIPOS Cloudの特長
「ANIPOS Cloud」は、アニポスが開発した先進的なクラウド型保険基幹業務システムです。ペット保険に求められる多くの業務をデジタル化し、業務フローの簡素化を図っています。直感的なユーザーインターフェース(UI)とエクスペリエンス(UX)を提供し、保険請求の煩雑さを軽減できる点が大きな魅力です。
特に、ペット保険合同の支払い業務頻度の高さに対応しており、迅速かつスムーズな処理が可能になります。大川拓洋代表は、「業務のデジタル化が急務である中、ANIPOS Cloudを導入できたことは非常に名誉」とコメントしています。
ペット保険市場とその成長
ペットの長寿化や医療の進化に伴い、国内のペット保険市場は約20%の年率で成長しています。飼い主がペット保険の必要性を感じる一方で、保険手続きの利便性に対する要求も高まっています。このような背景から、業界全体でデジタル化や自動化が急務となっているのです。
au損害保険もこの流れに乗り、「ANIPOS Cloud」の導入を通じて業務効率化と顧客サービスの向上を目指します。
提供する多様なサービス
アニポスは、「ANIPOS Cloud」だけでなく、さまざまな付随サービスも提供しています。特に注目は、ペットの医療費請求を簡単に行えるスマホアプリ「アニポス」です。このアプリでは、病院発行の明細書を撮影し簡単に請求ができ、ペットオーナーの負担を軽減しています。また、明細書をアップロードすることで動物団体に寄付ができる機能も搭載され、利用者は保険請求を行うだけで社会貢献に寄与することができます。
これまでに500万円以上の寄付が行われており、ユーザーから高く評価されています。
最後に
アニポスは、ペットとその飼い主がより安心して生活できるサービスを今後も提供していく方針です。持続的な成長が期待されるペット保険市場で、効率的な管理と便利なサービスを実現する「ANIPOS Cloud」は、保険業界の新たなスタンダードとなることが期待されます。企業や個人が共に利益を享受できる体制を目指し、アニポスは邁進していきます。
詳細は、
アニポスのウェブサイトをご覧ください。