子会社coryが新たにSMS活用のコンバージョン改善ツールを提供開始

新たなSMS活用ツール「conel for Revival」とは

東京都渋谷区に本社を置く株式会社マイクロアドが、子会社である株式会社coryを通じて、新たなフォーム離脱改善ツール「conel for Revival」を発表しました。本ツールは、主にオンラインで集客に取り組む企業を対象にしており、Webサイトでの購入や申し込みを進めたユーザーが途中で離脱した場合に、SMSやメールでリマインドを行い、コンバージョン率を最大化することを目的としています。

どのように機能するのか？

「conel for Revival」は、Web上の申し込みやショッピングプロセスにおけるユーザーの離脱を防ぐためのツールです。具体的には、購入や申し込みフォームで決済情報の入力直前に離脱したユーザーへ、事前に登録された電話番号やメールアドレスにリマインダーを送信します。これにより、元のコンバージョン数やコンバージョン率を復活させる支援を行います。興味深いのは、このツールはすでに提供されているLINEを活用した離脱防止ポップアップツール「conel」と併用が可能であり、企業はリスクを抑えた成果報酬型のモデルで利用できます。

Web上の離脱問題

最近の調査によると、オンラインで申し込みを行う際、約60%のユーザーが何らかの理由で途中離脱していることがわかりました。例えば、スキマ時間を利用して操作を行った結果、決済情報を入力しきれなかったり、入力項目の多さに圧倒されて断念することが多いというのです。この離脱問題に対処するためには、ユーザーに再度関心を持ってもらう必要があります。

これまでの「conel」からの進化

coryはこれまで、LINEアカウントを活用して顧客のサイトから離脱したユーザーを再度誘導するためのマーケティングサービス「conel」を提供してきました。このサービスは、独自開発のチャットボットを使い、ユーザーが商品を探す手助けを行っていましたが、今回新たに追加された「conel for Revival」は、さらに幅広いユーザーアプローチを実現します。

この新機能は、特に購入直前で離脱したユーザーへのSMS・メールを通じたアプローチに重点を置いて設計されており、マーケティング施策の厚みを増すことが期待されています。

企業からの導入の声

すでに「conel for Revival」を導入している企業からは、成果報酬型での費用対効果の高さが評価されています。例えば、ベースフード株式会社では、新規会員の獲得におけるコスト高騰問題に直面していました。「conel for Revival」の導入によって、購入直前の離脱ユーザーにアプローチすることで、全体のコンバージョン数を増加させる効果をもたらしています。

安全なデータ管理

本サービスで得られた電話番号やメールアドレスは、厳重な管理下で扱われ、暗号化されて保管されています。また、法令順守を徹底し、利用目的を限定しています。これにより、ユーザーのプライバシーも守られています。

新たなビジネスチャンス

今後は、「conel for Revival」を販売支援する広告代理店も募集しています。興味のある方は、公式ウェブサイトからお問い合わせください。

この新ツールの導入は、Web集客を行う企業にとって大きな支えとなるでしょう。離脱ユーザーを再取り込み、コンバージョンを最大化するこのスマートなサービスに期待が高まります。