新時代のセキュリティー技術、シューズ専用金属探知機のご紹介
セキュリティーの重要性が高まる中、靴底に隠れた金属を検知するニーズが増加しています。この背景で、株式会社M2モビリティーが発売する「シューズ専用金属探知機(M2SMD)」が2025年2月1日よりスタートします。これは単なる金属探知機に留まらず、ユーザーの利便性を大きく向上させるための技術的革新を提供します。
1. シューズ専用金属探知機の必要性
空港や公共施設などで採用される通常の門型金属探知機では、ブーツや靴底の厚い靴の金属を感知するには限界があります。現在、こうした靴を持つ利用者は、一度脱いでハンディースキャナーでの検査を受ける必要があります。この手間はユーザーにとって不便であるだけでなく、検査場所での混雑を招く要因ともなっています。
2. M2SMDが解決する課題
M2SMDは靴底金属検知に特化して設計されており、最小クリップサイズの金属まで検知可能です。以下のような特長があります。
- - 感度調節機能: 検知の感度は調整でき、様々な靴のスタイルに対応。
- - 持ち運び可能なデザイン: 重量はわずか7.5kgで、コンパクトな設計。
- - 設置の柔軟性: 現在の門型金属探知機の前や後ろに設置することで、シームレスな運用が実現。
- - 高い耐久性: 防水・防塵性能があり、耐荷重も200kgと頑丈。
- - 電源の選択肢: 定常電源も内蔵バッテリーでの運用も可能で、バッテリー使用時には最大8時間の運用が可能です。
3. 操作の簡便さ
M2SMDは操作が非常にシンプルです。全てのLEDが緑表示されている場合は異常がないことを示し、どちらかの足に異常がある際には該当側のLEDが点灯し、ブザーで知らせます。これにより、検査者は迅速に対応でき、混雑を防ぐ手段となります。
4. 展示会での実演
このシューズ専用金属探知機は、2025年3月4日から7日まで東京ビッグサイト東7号館で開催される「SECURITY SHOW2025」のM2モビリティーブース(S7010)で実際に体験が可能です。ユーザーは直接機能を試し、導入の可能性を確認する好機です。
5. M2モビリティーの取り組み
M2モビリティーは2012年から海外のITおよびセキュリティー製品の輸入・販売を行っており、複数の国の製品を日本国内で展開しています。また、2025年の大阪・関西万国博覧会では当社の可搬型金属探知機が使用される予定です。
このように新たに登場するM2SMDは、従来のセキュリティー手順に革新的な変化をもたらすことが期待されています。最新の技術を活用し、より快適なセキュリティー体験を提供するM2モビリティーの今後に注目です。