Visaが英語版『お金性格診断』を発表
この度、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(以下Visa)は、金融教育に特化した新しいツールとして、「お金性格診断」の英語版【Spend Persona】をリリースしました。これにより、世界中のユーザーが自身の金銭的な特性を理解し、より良いお金の使い方を学ぶ機会が広がります。
お金性格診断の概要
「お金性格診断」は、簡単な15個の二択質問に応じて、ユーザーを8つの性格タイプに分類します。この診断により、個々の好みや支払い方法を基にした独自の金融管理スタイルが明らかにされます。特に興味深いのは、このツールがユーザーに自分自身の隠れた価値観や支出に関する傾向を楽しく発見させることにあります。
2023年12月に始まったこの取り組みは、すでに17.6万件以上のアクセスが記録されています。これは、特に若年層に向けた金融教育の重要性を示していると言えるでしょう。
教育への積極的アプローチ
Visaは、2024年10月に高校生を対象に行った出張授業の一環としても、お金性格診断を紹介しました。この授業では、学生たちが診断を体験し、友人同士で結果を共有し合うことで、楽しみながらお金への意識を高めることができました。アンケート結果からは、授業後の満足度が高く、多くの学生がこのツールを通じてお金について考えるきっかけを得たことが伺えます。
国際的な展望
日本で開発されたこのコンテンツを英語に翻訳することで、Visaは他国のユーザーに対しても有益な情報を提供したいと考えています。また、日本国内でも多言語による情報取得に対する需要が増えている中で、英語版が提供されることで、英語学習ツールとしての側面も持つことになります。若者たちの学習意欲を刺激し、複数言語での情報収集を促進する狙いがあります。
コミュニティへの貢献
オリジナルの「お金性格診断」は、2023年11月に「マイナビ学生の窓口」が実施した「キョーソウPROJECT」により生まれたアイデアに基づいて開発されました。このプロジェクトは、学生が主体的に金融について学び、友人や家族と情報を共有する機会を提供することを目指しています。これにより、学生たちにとってお金に関するコミュニケーションが生まれ、将来の金融リテラシー向上とともに、 Money Management に対するアプローチを形成することが期待されます。
今後の展望
Visaは引き続き「お金性格診断」の改善と拡充を進め、より多くのユーザーに楽しんでもらえるよう努力していきます。また、金融リテラシーの向上に寄与するために、日常生活に密接に関わる金融教育コンテンツを広く普及させ、計画的なお金の使い方や管理に関する知識を学ぶ機会を提供し続ける方針です。
Visaについて
電子決済の世界的リーダーとしてのVisaは、200以上の国と地域で消費者、加盟店、金融機関、政府機関をつなぐ役割を果たしてきました。決済の便利さや安全性を提供することで、経済の繁栄にも貢献しています。詳細については、
Visaのウェブサイトをご覧ください。