柏の葉かけだし横丁から生まれるオリジナルドリンク「No.4」に込めた思い

柏の葉かけだし横丁で誕生した「No.4」

2025年5月10日、柏の葉かけだし横丁よりオリジナルドリンク「No.4」が販売開始される。このプロジェクトは、一般社団法人UDCKタウンマネジメントが中心となり、ニッカウヰスキー株式会社、地元料理研究家、柏の葉オープンイノベーションラボのメンバー、そしてかけだし横丁の店主たちが集まり、柏市の新たな名物を創造することを目的として立ち上げられた。

柏の葉かけだし横丁は、街づくりの一環として 2018年に誕生した施設であり、地元の人々や訪れる観光客が集う新しいコミュニケーションの場となっている。「かけだし」という言葉には、地域の新しい魅力を発見するという意味が込められており、街の賑わいを生むための活動が行われている。

プロジェクトの背景

「No.4」の名前は、かけだし横丁が位置する場所がかつての「柏ゴルフ倶楽部」の4番ホールであったこと、また柏の葉が柏市内で4番目のエリアであることに由来している。オリジナルドリンクは、地域のアイデンティティを反映し、誰もが親しめる美味しさを追求したものだ。

このプロジェクトには、地元の住民からの意見も取り入れられており、最終的には市民の投票で最終決定されたという点も特筆すべきである。これにより、地元の人々の声が反映された「オール柏」のドリンクが完成した。

ドリンクの魅力

「No.4」は、ニッカウヰスキーが瓶詰めするウィルキンソンウォッカをベースに、柏市民に親しまれている醤油をアクセントとして加えた飲み物である。色合いは、柏の夕焼けをイメージした鮮やかなアセロラジュースで仕上げられており、甘さと酸味のバランスが抜群の爽やかなフレーバーが特徴だ。

また、ノンアルコールタイプもあり、炭酸水を使ったバリエーションも用意されているため、誰でも楽しめる内容となっている。賑やかな地域の雰囲気にぴったりな「No.4」は、柏の葉かけだし横丁全店で発表され、今後柏市全域に広がることが期待されている。

発売記念イベント

「No.4」の販売開始を祝って、5月10日と11日、柏の葉かけだし横丁にてオープニングイベントが開催される。来場者は「No.4」の試飲や、鏡開き体験を通じて、地域コミュニティとのつながりを深めることができる。このイベントは、柏の葉地域を盛り上げるための重要な機会にもなっている。

さらに、地域のスポーツチームであるNECグリーンロケッツ東葛との連携もあり、観戦チケットを持参した方には「No.4」を一杯サービスする特典も実施される。

柏の葉スマートシティの魅力

柏の葉スマートシティは、生活利便性が高いエリアである。居住者やオフィスの就業者が集まり、活発なコミュニティが形成されている。さらに、先端技術の研究機関や多様な商業施設が揃っており、住みやすさや利便性が高い環境が整えられている。この地域は、地域の歴史を重んじつつ、未来の街づくりへの挑戦を続けている。

柏の葉かけだし横丁は、このスマートシティの一端を担いながら、多様な文化や人々を受け入れる場として貢献している。「No.4」の誕生によって、地域の特産や文化がいっそう深く知られるきっかけとなることを期待している。

「No.4」は、柏の歴史や文化を感じながら、新たな味わいによって地域の魅力を再発見できる素晴らしい飲み物だ。これにより、柏市全体の盛り上がりに寄与することが目指されている。