事業承継の新しい形
2021-05-11 08:00:01

レコフデータが開設した事業承継専門サイトの意義と展望

レコフデータが新たに設立した事業承継専門サイト



レコフデータは、事業承継をテーマにした専門サイトを立ち上げ、中小企業の経営者や支援機関に向けた多面的なサポートを提供することを目指しています。この動きは、経営者の高齢化や後継者問題が深刻化する中でのM&A(合併・買収)活用が求められる時代背景を反映していると言えます。

M&A市場の現状



日本におけるM&Aの件数は、近年増加傾向にあり、特に中小企業においてはその影響が顕著です。2020年のデータによると、コロナ禍にもかかわらず中小M&Aの実施件数は高水準を維持し、全体のM&A市場においても中小企業がその存在感を強めています。中小M&Aの地位を確立するためには、M&A専門事業者やプラットフォーマーの増加が強い後押しとなっています。

中小企業庁の役割



さらに、中小企業庁はM&Aを一つの事業承継手段として位置付け、その推進に向けた取り組みを進めています。2017年以降、続けて策定された施策は、多くの中小企業の後継者問題を解決するための重要な手段とされています。特に2020年には新型コロナウイルス感染症の影響が拡大する中で、M&Aの重要性が再認識されています。

レコフデータの思い



レコフデータは1985年から日本企業のM&Aデータベースを蓄積し、1995年には専門月刊誌『MARR』を創刊しました。この蓄積されたデータをもとに、M&Aをより身近なものにするため、インターネットを活用したデータベース「レコフM&Aデータベース」を提供し、情報発信にも力を入れています。さらにM&Aに従事する人材の育成や情報提供にも積極的に取り組んでいます。

新たな専門サイトの特徴



新しい事業承継専門サイトでは、中小企業の経営者とM&A担当者がより円滑にマッチングできるプラットフォームが整備されています。開設から間もなく会員数が700を超え、掲載案件数も増加中です。サイト内での交渉も順調に進展しており、具体的なM&Aの成立事例が生まれています。

今後の展望



レコフデータは今後、事業承継に関してさらなる支援を充実させる考えを持っています。中小企業経営者に対しては信頼できる専門家の紹介や、事業承継の方法についてのアドバイスを行い、支援者や機関には事業承継に関する最新情報の提供を行う予定です。これにより、中小企業M&Aの質を向上させ、より多くの企業が円滑に事業承継を実現できる社会の実現を目指します。

最高の支援を提供するために、レコフデータは長年にわたって培ったネットワークやM&Aノウハウを基に、独自のアプローチを展開していく所存です。中小企業の未来を支える重要な役割を担うことで、持続可能な経済成長を後押ししていきたいと考えています。

会社情報

会社名
株式会社レコフデータ
住所
東京都千代田区神田須田町1-9神田須田町プレイス
電話番号
03-6371-1210

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