英語の謎を解明する新刊『決定版これが英語の謎の正体だ』発売

新刊『決定版これが英語の謎の正体だ』の魅力

明日香出版社から、来る9月17日（水）に新たな英語学習書が登場します。著者は、独自の教育方法で知られる西村喜久氏です。この新刊『決定版これが英語の謎の正体だ』は、私たちが普段感じている英語の習得に関する疑問を解決する手助けをする内容となっています。

英語の「力と方向」とは何か？

英語を学ぶ上で、冠詞や前置詞、時制など、日本語とは異なる感覚が戸惑いを生むことは少なくありません。本書では、その壁を乗り越えるための「力と方向」という新しい視点を提供しています。この視点を理解することで、英語の表現力が飛躍的に向上するとともに、言葉の背後にある文化や思考方法も見えてくるのです。

例えば、一般的に「take」と聞くと「取る」という意味が思い浮かびますが、著者の説明に従い、具体的な表現を考えるとその意味が広がります。たとえば、「take a shower」「take a taxi」といった表現では、実際に対象を「自分の方に加える、向ける」という感覚を理解することが、英語の使い方の習得に繋がるのです。

内容の構成

本書は、様々な視点から英語の意味を掘り下げる全15部構成です。各パートでは、「力と方向」の概念を基に、言葉の持つ意味がどのように展開されるのかを丁寧に解説しています。特に「上」「下」「回転」などの方向性を明確にし、それに基づいて動詞をカテゴライズすることで、英語の使用法を体系的に学ぶことができます。

著者プロフィール

西村喜久氏は、元早稲田大学エクステンションセンターの講師であり、独自の語学教育研究に取り組んできたエキスパートです。1943年に京都で生まれ、京都外国語大学を卒業後、同時通訳や企業向け翻訳を行う傍ら、独自の英語教育を実践してきました。著者の信念は「英語は限りなくやさしくなければならない」というもので、これを基に多くの著書を手がけています。