映画『ダウン・バイ・ロー』を記念した限定Tシャツが登場！

映画『Down By Law』の限定Tシャツが発売

bonjour recordsが、アメリカの映画監督ジム・ジャームッシュによる1986年の名作『Down By Law（ダウン・バイ・ロー）』をテーマにした限定Tシャツの発売を発表しました。この特別なアイテムは、代官山店及びオンラインストア「J'aDoRe JUN ONLINE」において、2025年5月2日（金）に発売されます。事前の予約は4月18日（金）から可能となります。

今回のTシャツには、主演のロベルト・ベニーニ、トム・ウェイツ、ジョン・ルーリーの3人がボートで脱出を試みるシーンや、ロベルトと彼の実の妻となるニコレッタ・ブラスキの感動的な抱擁シーンがデザインされており、映画ファンにはたまらない内容です。

映画『ダウン・バイ・ロー』とは

『ダウン・バイ・ロー』は、ジャン＝リュック・ゴダールやアベル・フェラーラと同様に、インディペンデント映画の巨匠であるジム・ジャームッシュの集大成として位置づけられています。舞台はニューオーリンズ。個性豊かなキャラクターたちが織りなす物語は、チンピラのジャック、ラジオDJのザック、そしてItalianの旅人ロベルトが織りなす奇妙な友情と脱獄の旅を描いています。

刑務所の同じ房にいる3人は、偶然見つけた抜け穴を通じて脱獄し、行く当てもないままの旅が始まります。このストーリーは、Robby Müllerによるモノクロ撮影とともに、ユーモアを交えて描かれており、独特の雰囲気を醸し出しています。

ジム・ジャームッシュの魅力

ジム・ジャームッシュは、1953年に生まれたアメリカの映画監督で、ニューヨーク大学で映画を学びました。彼のデビュー作『Permanent Vacation（パーマネント・ヴァケーション）』は、1980年に制作されたものであり、これが彼の監督デビューに繋がります。商業映画に進出したのは1984年の『Stranger Than Paradise（ストレンジャー・ザン・パラダイス）』で、その後『ダウン・バイ・ロー』と続くことで、インディペンデント映画としての地位を確立しました。

映画は、1984年に設立されたインディペンデント・スピリット賞で4部門にノミネートされ、映画評論家・故淀川長治氏によっても絶賛された作品です。現在でも高い評価を受けており、映画界における彼の存在感は揺るぎないものです。