令和の不倫事情を夫婦カウンセラーが徹底解説!
現代における不倫は、時代と共に変化してきました。特に令和に入ってからは、浮気のスタイルや背景が大きく変わっています。今回は、RCL探偵事務所の夫婦カウンセラーである板橋法子氏に、令和の不倫事情について深掘りしていただきます。
令和の不倫事情の変化
令和時代における不倫のスタイルは特にコロナ禍の影響で様々な変化を遂げました。浮気相談の件数は前年の約3500件に達し、その中でラブホテルの利用が増加しています。実際、コロナ禍のさなかでも、街が静まり返る中、ラブホテルは依然として満室という状況が続いていました。通常のデートが困難になる中で、カップルたちはリモートワークを理由に実際には昼間から夜までラブホテルで過ごすケースが増えているのです。特に熟年カップルの利用が目立ち、非常にリスクの高い非公開の関係が構築されていることも特徴です。
昭和、平成から令和までの不倫スタイル
不倫のスタイルは時代によって変わります。昭和時代は、主に夫からの相談が多かったですが、携帯電話もない環境でのロマンチックな出会いが主流でした。平成に入ると、携帯の普及により、連絡手段や出会い方が増加し、少しずつ多様化が進みます。
そして、令和に突入するとSNSや各種アプリの普及により、不倫の形がさらに複雑化しました。消えるメッセージやセカンドパートナー専用アプリの使用も増えており、相手の電話番号を知らない不倫カップルも多くなっています。
男女比率の変化
これまでの調査によると、昭和時代には夫の浮気が圧倒的でしたが、令和では状況が変わり、女性の不倫が増加しています。現代では、共働きが当たり前になり、女性にも多くの出会いの場が提供されています。そのため、女性の浮気件数が約半数に達し、男性たちはホッとした表情を見せることも多いのが現天の特徴です。
高齢層の不倫
さらに、近年ではシニア層の不倫が約7割に達し、その背景には高齢化社会の影響が特に顕著です。90代の浮気が増加しているという実態もあり、高齢者が恋愛に対して開放的になっていることが伺えます。遺産問題に絡んだ相談も増えており、家族が思わぬ発見をするケースが見られます。
現代のパパ活事情
若い世代では「パパ活」という形で新たな関係を築く一方、トラブルも発生しています。一人の「パパ」が本気になるなど、複雑な人間関係が展開されることが多いです。奥様からの調査依頼が入ることもあり、相手が複数のパパを持っていることもあるため、その実態は見えづらいものです。
AI時代と不倫の未来
未来に目を向けると、今後AIを利用した浮気の相談も増えていくことでしょう。AIによる相談サービスが増えており、実際にカウンセリングを受ける方もいらっしゃいます。とはいえ、証拠を掴むためには依然として探偵の力が必要です。今後とも私たちの力を活かし、不貞行為の証拠をしっかりと押さえるサービスを提供していきたいと考えています。
おわりに
令和の不倫事情は年々変化し続けていますが、その背景にはさまざまな社会の動きや個々のライフスタイルが影響しています。私たちの提供する支援を通じて、人々がよりよい関係を築けるようお手伝いしていきたいと思います。