「どこでも社食」サービスの進展とその影響
2017年7月に始まった「どこでも社食」は、企業が自社の社員食堂を設置することなく、近隣の飲食店を利用して従業員に食事を提供できるサービスです。この画期的なアイデアは、現在群を抜いて多くの企業に採用され、登録飲食店舗数がついに1,000に達しました。
加盟飲食店のご紹介
「どこでも社食」に加盟する飲食店は、全国各地で広がっています。例えば、大手飲食企業であるトランジットジェネラルオフィスが提供する「Hard Rock CAFE」や「バルバッコア」、熟成焼肉の「肉源」といった著名なお店があります。最近では、「渋谷ストリーム」内に開設された「XIRINGUITO Escriba(チリンギート エスクリバ)」も加わり、人気レストランと提携することで、ますます選択肢を豊富にしつつあります。
企業の利用状況
多くの企業が「どこでも社食」を導入しており、その代表格として株式会社メルカリが挙げられます。メルカリでは、1,000人以上の従業員がこのサービスを利用しており、社内でのコミュニケーションの活性化にも寄与しています。また、社内管理の効率化にも繋がり、評価されています。
さらに、ランサーズ株式会社も社内のランチや懇親会に「どこでも社食」サービスを活用しており、従業員の満足度向上に寄与しています。従来の社員食堂だけでなく、外部の多様な飲食店を利用することで、より自由な選択肢が生まれ、コミュニケーションの促進が期待されています。
健康経営と働き方改革への寄与
昨今、企業の社会的責任として「健康経営」や「働き方改革」がクローズアップされています。「どこでも社食」は、これらのトレンドに応える形で、社員が健康的な食事を摂ることを可能にし、社内環境の改善に貢献します。
このサービスは、従業員の食生活をより健康的にし、また社内のつながりを強化する狙いがあります。どこでも社食は、「社食」の枠組みを超えて、企業文化を豊かにする取り組みとして、今後とも注目されています。
最後に
「どこでも社食」は、今後もさらなる加盟店舗の拡大を目指し、企業の福利厚生を充実させていく計画です。私たちの働く環境を向上させるために、この新しいサービスがどのように役立つか、今後の展開が期待されます。興味のある方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。
どこでも社食公式ホームページ
(運営会社:株式会社シンシアージュ)
所在地:東京都世田谷区池尻3-21-28 8F
設立:2017年1月
代表取締役:久木田敬志
事業内容:企業向け福利厚生サービス「どこでも社食」の開発、運営