小樽市と地域情報サイトの連携
2025年8月27日、北海道小樽市は、株式会社フューチャーリンクネットワーク(FLN)および株式会社みなとまち情報社と「行政情報発信に関する協定書」を締結しました。この協定により、地域情報サイト「まいぷれ小樽」は、飲食店や店舗の情報だけでなく、行政が発信する重要な情報も同時に提供することが可能になります。
まいぷれ小樽とは?
「まいぷれ小樽」は、2018年に開設された地域情報サイトで、地元のイベントや市民活動、店舗の情報を掲載しています。観光名所としても知られる小樽市ですが、人口減少や人材不足といった問題に直面しています。このため、地域の魅力を引き出しながら持続可能なまちづくりを進めることが重要です。
地方自治体が発信する行政情報は、日常生活に欠かせない要素です。市民が必要とする情報をスムーズに取得できるよう、気軽にアクセスできるプラットフォームを提供することが狙いです。
協定締結式の詳細
協定締結式は小樽市役所にて行われ、小樽市の迫市長、FLNの石井代表、みなとまち情報社の湊代表が出席しました。行政情報を一元配信することで、市民の利便性が向上することが期待されています。
今後の取り組み
「まいぷれ小樽」は今後、地域事業者の情報をさらに充実させる予定です。特にSNSとの連携やGoogleビジネスプロフィールの強化を通じて、情報発信を多角化し、地域の魅力を広く伝えることを目指します。また、小樽市と連携し、行政及びイベント情報を発信していくことで、市民や観光客が利用しやすいプラットフォームを構築していきます。
「まいぷれ」とは
「まいぷれ」とは、全国で展開する地域情報サイトのブランドで、地域のユニークな情報を地域住民に向けて発信しています。2025年8月時点で314サイト以上が運営されており、全国の地方自治体と連携した様々な取り組みが行われています。例えば、ふるさと納税業務支援や地域ポイントサービスの運営なども行っており、地域活性化に寄与しています。
まとめ
小樽市と「まいぷれ小樽」の連携は、地域発展と市民サービスの向上に向けた大きな一歩です。市民が行政情報にアクセスしやすくなることで、地域社会がより活発になることが期待されています。今後の情報発信に注目が集まる中、地域の魅力を最大限に引き出す取り組みが進むことでしょう。