企業のセキュリティを強化する新プログラム「サイバーガバナンスラボ」
サイバー攻撃の脅威は、現代の企業経営においてますます深刻な課題となっています。特に、デジタル化が進むビジネス環境においては、セキュリティの重要性が増しています。そんな中、株式会社関通と株式会社CISOが協力し、2025年6月から新しいプログラム「サイバーガバナンスラボ」を開始することが発表されました。
このプログラムは、単なる理論的な話や知識の提供にとどまらず、実際にサイバー攻撃を経験した企業が語るリアルな教訓をもとにした内容が大きな特長です。参加企業は、過去の被害事例を通じて具体的な対策を学び、再発防止のための取り組みを深く理解することができるのです。これにより、サイバーセキュリティに対する実践的な備えを強化できます。
サイバーガバナンスラボの実践的な内容
「サイバーガバナンスラボ」は、企業が直面しているサイバー攻撃の現実に基づき、実践型のプログラムを提供します。このプログラムに参加することで得られる主な価値は以下の4点です。
1.
実際の被害事例から学ぶ:これまで公開されてこなかった生々しい被害事例を通じて、実践的な知識を習得します。机上の空論ではなく、リアルな教訓が得られるため、参加企業はより具体的かつ効果的な対策を構築できます。
2.
専門家とのネットワーク作り:プログラム参加者は、セキュリティ専門家とのクローズドセッションで質問や相談ができるため、具体的なアドバイスを直接受けられる貴重な機会が得られます。
3.
情報共有コミュニティ:SlackやChatworkなどのツールを使用して、最新の脅威情報や有効な対策をリアルタイムで共有することで、迅速かつ的確な情報把握が可能になります。
4.
インシデント対応のサポート:サイバー攻撃に遭遇した際の初動対応には、迅速さと的確さが求められます。プログラムでは、実際に対応可能な外部チームと連携し、即応体制を整えるサポートを行います。
誰がこのプログラムを必要とするのか?
このプログラムは、サイバー攻撃のリスクに不安を感じる経営層や、実践的なセキュリティ対策が求められる情報システム部門、さらには企業全体のサイバー対策を強化したいセキュリティ担当者に特に向いています。
株式会社CISOとの強力な連携
「サイバーガバナンスラボ」の提供にあたり、株式会社関通はCISOと提携しています。CISOは中小企業専門の情報セキュリティコンサルティング会社で、様々なセキュリティサービスを展開しています。特に中小企業向けのリモート相談窓口など、実践的な支援が提供されています。これにより、プログラムの内容に厚みが増し、一層効果的なセキュリティ対策が期待できるでしょう。
社会への貢献
現代の企業には「知識」にとらわれず、「行動力」が求められています。「サイバーガバナンスラボ」は、その実績と経験をもとに、企業が協力しあい、社会全体でサイバー攻撃に立ち向かう一助となることを目指しています。サイバー攻撃の脅威に備えるための一歩を踏み出す手助けとなるでしょう。
所長プロフィール
達城久裕(たつしろひさひろ)氏は、株式会社関通の代表取締役社長として、EC物流業界において40年以上の経験を有し、業界のパイオニア的存在です。サイバー攻撃という逆境を乗り越えた経験を活かし、業界の未来に貢献する意気込みを持っています。彼のリーダーシップのもと、セキュリティ意識を高める「サイバーガバナンスラボ」は、企業の防御力を飛躍的に向上させることでしょう。
この新プログラムに参加することで、企業は未来の脅威に立ち向かうための強力な武器を手に入れることができるはずです。