フィリピンのワクチン調査
2026-07-27 11:51:14

フィリピンでのワクチン接種調査。地域密着で課題解明を目指す

フィリピンのワクチン接種調査の記録



フィリピンのパンパンガ州およびアンヘレス市周辺で、一般社団法人Reaching Zero-Dose Childrenによる家庭訪問調査が行われました。今回の調査では、未接種のお子さんたちがなぜワクチンを受けられないのか、その背景にある要因を探ります。特に、地域のみなさんの生活環境、地理的条件、信頼関係、情報の広まり方など、多面的な視点を持つことが重要です。

Week 1: Masantolでの調査のスタート


調査の第一週目は、Masantolから始まりました。市長との挨拶から始まった調査では、地域の保護者や地域健康ワーカー(CHWs)と交流し、実際のデータ収集に入ります。この地域では、台風に伴う雨での活動が難航する中でも、住民の方々は温かく協力してくださいました。

特に、9軒の家庭を訪問し、住民の生の声を聞けたことが印象的でした。また、地域のCHWsからも、地域の保健問題について貴重な情報をいただき、それが後のインタビューや調査に活かされていきました。

Week 2: Macabebeでの新たな視点


第二週目はMasantolから30分ほど離れたMacabebeで行われました。都会に近い分、個々の生活がより独立している印象を受けました。ここでも、地域の医学生が新たに調査チームに加わり、住民との対話が始まります。

調査は順調に進み、特に夏休み明けの子どもたちの学校生活が再開するタイミングで、保護者からの協力が得やすくなりました。生活環境が整っている地域での調査が、ワクチン接種に対する考え方の違いをさらに明らかにしました。

Week 3: Sapangbatoでの検証


最終週はAngeles CityのSapangbatoで行われました。山がちな地域という特殊な環境が見え透く実態もあり、地域住民の移動手段が限られていることが、医療サービスへのアクセスに直接影響を与えていることを実感しました。

ここではCHWsが地域内で深い信頼関係を築くことが不可欠であると同時に、報道でみる「良好な情報」を住民がどのように受け取るかについても考察する重要な舞台となりました。

地域住民との協力の重要性


3週間の調査を通じて、ワクチン接種問題は単に情報の不足だけでなく、社会的な信頼関係や生活環境に深く根ざしていることを再確認しました。調査を可能にした地域住民の皆さま、CHWs、そして地域の協力なしには語れない知見が得られました。

総括


今後も、フィリピンのゼロドース児童や未接種者への取り組みをより効果的に進めるには、地域の文脈を理解し尊重する姿勢が欠かせません。調査を支えてくださった全ての方々に感謝の意を表し、私たちの活動が継続していくことを願います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
一般社団法人Reaching Zero‐Dose Children
住所
東京都中央区日本橋茅場町2丁目8-1BRICKGATE茅場町
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。