加温熟成解脱酒の魅力
2019-02-21 12:00:42

フランスで注目の「加温熟成解脱酒」を日本で体験!試飲会の魅力

フランスで注目の「加温熟成解脱酒」を体験する試飲会の魅力



2019年1月、秋田酒類製造株式会社が誇る純米吟醸酒「加温熟成解脱酒」の試飲会が、名ソムリエ大越基裕氏のお店「An Di」で行われました。このイベントでは、フランスのパリで先に注目されていたこの日本酒の独特な魅力が、日本の食品文化や愛好者に紹介されました。

加温熟成解脱酒とは?



「加温熟成解脱酒」は、半年間の熟成によって、まるで10年もの古酒のような色や香りを湛えつつも、フレッシュな飲み口やすっきりとした喉ごしを併せ持つ、これまでにない新しい日本酒です。この試飲会では、日本酒をぬる燗や上燗で楽しむ新しい飲み方を提案し、料理との組み合わせの妙も披露されました。

ソムリエ大越基裕氏の特別な提案



大越氏は、日本の伝統的な酒文化と現代の食文化が融合する瞬間を作り出しました。彼の提提案によって、参加者は日本酒の温度による風味の変化を体感し、その魅力を深く理解することができました。

試飲会では、ぬる燗、上燗と異なる温度帯での解脱酒と、それに合わせた料理が次々と登場。特に、ぬる燗での解脱酒は特に人気で、フレッシュな香りを引き立てる料理とのハーモニーが印象的でした。

参加者の反響



試飲会に参加した日本酒の専門家やフーディたちからは驚きと称賛の声が続出しました。『SAKETIMES』の編集長は、解脱酒について「未知なる酒」と表現し、その複雑さと飲みやすさを高く評価。コラムニストの中村氏も、新しい日本酒のジャンルだと絶賛しました。これにより、「加温熟成解脱酒」はフランスでも注目される理由が明確になりました。

大越氏の評価



大越氏はこの日本酒の特徴を「フレッシュでシンプルではない」と評し、この新しいスタイルの洗礼を受けたことに喜びを示しました。彼の実績と知識に基づく評価は、解脱酒の潜在能力を世に証明するものとなりました。

お料理とのペアリング



試飲会では、解脱酒が合う料理の数々も紹介されました。たとえば、冷やした時の7度の解脱酒は、その甘さのバランスが素晴らしく、やわらかい野菜とのペアリングが絶妙でした。また、36~38度で飲むことで、酒の香りや風味が一層際立ち、特にイカのソテーとの相性は抜群でした。最後に提供された鴨胸肉のローストは、45度の解脱酒と完璧に調和し、試飲会の締めくくりにはふさわしい一品となったのです。

加温熟成解脱酒の誕生秘話



この新たな日本酒「加温熟成解脱酒」は、偶然の発見から生まれました。長い熟成を経て日本酒に生じる澱(おり)を加温により発生させ、新たな酒を誕生させるという革新的な発想が実を結んだのです。開発チームはこの酒を発見して以降、試行錯誤を重ね、約1か月で「加温熟成解脱酒」として完成させました。その歴史的な過程を知ればなおさら、この酒に対する親近感や興味が生まれるでしょう。

フランスでの評判



解脱酒が注目される理由は、国際的なシェフたちの賛辞にもあります。パリの著名なレストランのシェフやソムリエたちが、この酒に興味を示し、フランス料理との相性によってこの酒の魅力を広げています。特に、ルイ・ロブション氏をはじめとする彼らは、「加温熟成解脱酒」を自店のリストに加え、ワインと同様に日本酒の新たな可能性に期待を寄せています。

結論



「加温熟成解脱酒」は、単なる日本酒ではなく、新たなスタイルの酒として確立されつつあります。これからの日本酒の進化を示すこの酒は、温度による多彩な味わいと、料理との完璧なペアリングで、ますます多くの人々に愛されることでしょう。ぜひ、皆さんも「加温熟成解脱酒」を体験し、その魅力に触れてみてください。

会社情報

会社名
秋田酒類製造株式会社
住所
秋田県秋田市川元むつみ町4番12号
電話番号

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