国営武蔵丘陵森林公園で毎年恒例となっている「森のハロウィンナイト」が、2023年も開催されます。このイベントは、夜の森林公園を幻想的に彩るライトアップとイルミネーションが特徴で、訪れる人々に忘れられない体験を提供します。
開催概要
「森のハロウィンナイト」は、10月の毎週末にあたる土日祝に行われる予定です。具体的には、10月11日(土)から10月26日(日)までの期間、午後5時から午後8時30分まで実施されます。この時間帯に入園できるのは午後8時までで、入場料は無料ですが、駐車料金は別途必要です。公園の中央口エリアは、今年も特に注目のポイントです。約55万球ものイルミネーションが点灯され、ハロウィン気分を満喫できる巨大なカボチャやお化けのオブジェも登場します。
魔法のような体験
このイベントの目玉は、中央口噴水内にて行われるオリジナルストーリーショー「モーリー王子の大冒険」です。森の妖精「モーリー」を主役とし、カラフルなライトアップやスモーク、プロジェクションマッピングが演出するドラマティックな世界が広がります。このショーは、約10分間のパフォーマンスが17時から20分毎に行われ、最終回は20時15分からスタートします。
さらに、植物園では音と光の演出を用いた「もみじぃの魔法 de SHOW」も行われます。こちらは約5分間のショーで、17時から15分おきに開催されます。
グルメで楽しむ
イベント中、観光客やファミリーを対象とした「中央レストラン」では、夜間限定の特別メニューも用意されています。今年の目玉は、ジャック・オ・ランタンを模したチーズがポイントの「ハロウィン・ミート・ピザ」と、かぼちゃやお芋、りんごを使った「モーリー王国の収穫祭焼きカレー」です。加えて、定番メニューのナポリタンパスタや焼きハヤシライス、パンケーキなど、幅広い選択肢があります。レストランは昼の部が10時30分から16時まで、夜の部が17時から20時まで営業しています。
簡単アクセス
入園が混雑することが予想されるため、公共交通機関を利用することが推奨されています。特に、10月12日(日)からは、森林公園駅から中央口までを結ぶ夜間シャトルバスが運行されるため、アクセスがより便利になります。大人が300円、小児が150円で利用できるこのバスは、森林公園の北口から利用可能です。
自然とのふれあい
国営武蔵丘陵森林公園は、都市の住民に緑を提供するために設立された場所であり、多様な遊具や自然が楽しめる場です。東京ドーム65個分の面積を持つこの公園では、広々とした空間で家族連れや友人同士が体を動かして遊ぶことができます。カラフルな木々と静かな秋の虫の音を聞きながら、特別なハロウィンの夜を体験することができるでしょう。
このように、「森のハロウィンナイト」では、幻想的な夜の景色と様々なエンターテイメント、グルメが一体となって、訪れる人々に特別な思い出を提供しています。木々の間を散策しながら、秋のしっとりとした空気を感じることができるこのイベントは、家族や友人と過ごすには最適な場所となっています。