スマホなしで実現するセキュリティの新常識
現代の企業において、デジタルセキュリティは欠かせない要素となっています。その中でも、多要素認証(MFA)は、ユーザーのアクセスを強化するための重要な手段です。しかし、最近のセキュリティ対策の中には「スマホさえあれば守れる」という前提のもとに進められているものが多く、特定の環境下ではセキュリティのリスクを招く要因となっています。
スマホが配れない現場の現実
現場においては、派遣社員や委託先、アルバイト、さらにはグループ会社などの関係者にスマホを配布することが難しい場合が少なくありません。特に、企業が提供しない端末や、共有端末の利用に関しては、正規の利用者が明確でないため、なりすましや不正アクセスのリスクが高まります。こういった環境においては、攻撃者が容易に侵入できる隙間が生まれ、企業全体のセキュリティレベルに深刻な影響を及ぼします。
スマホ認証の落とし穴
企業では多くの場合、スマホを利用した認証が主流ですが、全ての現場でそれが適用できるわけではありません。特に委託先や派遣社員は、環境の異なるハードウェアを使用しているため、セキュリティの一貫性を維持することが難しいことが多いのです。その結果、情報管理が属人的となり、セキュリティホールが発生するリスクが高まります。これにより、全体のリスクが増大し、多くの企業が頭を悩ませています。
誰でも使える認証の提案
そこで、弊社が提案するのが、スマホを必要としない多要素認証の導入です。具体的には、CloudGate UNOとYubiKeyを利用した手法です。これらのセキュリティキーは、アプリの設定や電池を必要とせず、文房具のように誰でも簡単に使うことができます。これにより、現場でスマホを利用できない人々、つまり、委託先や派遣社員、共有端末を使用するユーザーにも対応できる新たなセキュリティ基準を実現することが可能です。
働く現場でのセキュリティ向上を
本ウェビナーでは、この新しい多要素認証の手法を通じて、全ての関係者が同じセキュリティ基準を享受できる方法について詳しくご説明します。運用負荷や復旧手続き、紛失対応などにも配慮しつつ、企業全体としてのセキュリティレベルの引き上げを図ることができる手段をお伝えします。実際の運用事例も交えながら、参加者の皆様には具体的な方法を体感していただきたいと思います。
主催者・協力企業情報
本ウェビナーは、株式会社インターナショナルシステムリサーチ(ISR)とYubicoの主催により実施されます。また、SCSK株式会社、株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社の協力によって行われるため、幅広い視点からの情報提供が期待されます。
今後の展望
マジセミは、参加者の役に立つウェビナーを今後も定期的に開催してまいります。過去のセミナーの資料や、他の募集中のセミナーの詳細は弊社のサイトからご覧いただけます。興味のある方はぜひ、お申し込みをお待ちしております。