QANDAとみんがくの提携
2022-03-30 09:30:02
AI学習アプリQANDAが「みんがく」と提携し家庭学習を支援
AI学習アプリQANDAが新たな提携で家庭学習を強化
人気のAI学習アプリ「QANDA」を運営しているMathpressoが、管理人常駐のオンライン自習室「みんがく」との提携を発表しました。この提携は、日本の学生が家庭での学習をより効果的に行えるようにするための新たな取り組みです。
QANDAは、ソウルに本社を置くEd-techスタートアップ企業で、2016年に発売されました。同アプリは、世界中の優秀な大学生からの学習サポートを受けることができ、ユーザーが質問を写真でアップロードするだけで、数秒以内に最適な解説を提供します。現在、QANDAは50カ国以上で利用され、毎月1300万人以上のユーザーが活用しています。アプリには、毎日約1000万枚の写真がアップロードされており、急速に成長を遂げていることが特徴です。
一方、みんがくは学習塾向けのオンライン自習室を運営しており、家庭での学びを支援するためのサービスを提供しています。この自習室に登録した生徒は、LINEや各種ブラウザを通じてオンラインで学習を行い、QANDAを利用して出てくる疑問に対するサポートを受けることができます。今回のパートナーシップでは、2022年2月から4月にかけて、みんがくの自習用ルームに登録した生徒が、QANDAの講師に質問できるサービスが提供される予定です。
Mathpressoの日本支社代表、ソンヨン氏は、「今回の提携によって、QANDAとみんがくは日本の学生が知識や疑問を解決する手助けをできると期待しています。私たちは、すべての生徒が必要なリソースとツールにアクセスできるプラットフォームを目指しています」とコメントしています。
株式会社みんがくの代表、佐藤氏もこの提携の意義を語り、「みんがくは、学習塾と家庭の間にある学びの壁を取り払うことを目指し、家庭学習管理のインフラを構築しています。QANDAとの提携により、さらに効果的な学習支援を実現できることを嬉しく思っています」と述べています。
Mathpressoは、2015年に高校時代の同級生であるRay Lee氏とJake Lee氏によって設立されました。QANDAは当初、大学の先生と生徒を繋げるサービスとしてスタートし、2017年にはAIを活用したOCR検索を導入しました。また、これまでに1億500万ドル以上の資金を調達し、現在は東京やハノイなどでも事業を展開しています。さらに、2021年にはGoogleとの戦略的パートナーシップを結んでいます。
このように、QANDAとみんがくの新たな提携によって、日本の学生の家庭での学習環境が一層充実することが期待されています。詳細については、QANDAの公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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株式会社Mathpresso Japan
- 住所
- 東京都港区北青山2-14-47F
- 電話番号
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