レジルと東北電力の支援
2025-04-04 10:35:04

レジルが東北電力に運営支援、脱炭素推進への新たな一歩

レジルが東北電力に運営支援、脱炭素推進への新たな一歩



1. はじめに


エネルギー業界の変革が進む中、レジル株式会社が東北電力の新規事業である「くらしサービス」の運営支援を開始しました。この取り組みは、単にサービスの提供に止まらず、脱炭素化を促進する意義深い試みでもあります。今回は、この新たな協力関係について掘り下げて紹介します。

2. レジル株式会社の「REZIL BPaaS」


レジルは、「脱炭素を、難問にしない」をミッションに掲げ、エネルギー関連企業のデジタル変革(DX)を支援する事業を展開しています。その中で特に注目されるのが「REZIL BPaaS(Business Process as a Service)」です。これは、業務の効率化を図ることで、エネルギー関連企業の収益向上や脱炭素化への投資余力を生み出すことを目指すサービスです。

具体的には、コンサルティングやシステム構築、運用などを一体で提供し、クライアントのニーズに応じてカスタマイズされたソリューションを導入しています。これまでの4年間で、導入先は14社、エンドユーザー数は45.2万人を超え、実際に業務コストの削減や顧客満足度の向上に成功しています。

3. 東北電力の新規事業「くらしサービス」


一方、東北電力は「より、そう、ちから。」というスローガンのもと、地域の暮らしを支え続けてきました。近年の電力業界を取り巻く環境の変化に対応するため、生活関連サービスの提供を2018年に開始し、2022年には「東北電力のくらしサービス」という形でリブランディングを果たしました。このサービスは、安全で安心な生活を実現することを目指しており、現在も成長を続けています。

4. 取り組みの背景とシナジー


レジルと東北電力は、2022年に資本業務提携を結び、相互に事業シナジーを生み出すための協議を続けてきました。「REZIL BPaaS」を利用することで、東北電力の新たな事業がさらに成長することが期待されています。この連携により、両社は生活者向けサービスの向上と脱炭素化推進を実現する狙いです。

5. レジルの代表からのコメント


レジル株式会社の社長である丹治保積氏は、福島県いわき市出身で、東北電力と非常に深いつながりがあります。彼は、今回の運営支援が自身の恩返しになればと述べており、その思いが事業の推進に反映されています。彼は、「結束点として、社会課題に抗い続ける」という企業の目的を強調し、これからもエネルギー業界の様々な企業と連携していく方針を示しました。

6. まとめ


レジルの東北電力への運営支援は、エネルギー業界において新たな展望を開くものであり、脱炭素社会へ向けた重要なステップといえるでしょう。両者の協力が、地域と社会に貢献し、持続可能な未来を実現するための力となることが期待されます。今後の動向に注目が集まります。


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会社情報

会社名
レジル株式会社
住所
東京都千代田区丸の内一丁目8−1丸の内トラストタワーN館14階
電話番号
03-6846-0900

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