新たな教育の形を示すHR高等学院
株式会社RePlayceが2025年4月に開校を予定している通信制サポート校「HR高等学院」は、画期的な教育モデルを模索している中学校や高校生向けの新しい試みです。このプロジェクトは、社会全体の支援を受けながら実現することを目指しており、その第一歩としてクラウドファンディングが始まりました。現在、目標金額の42%に当たる210万円が開始6時間で達成されたことに、多くの期待が寄せられています。
教育システムの変革の必要性
テクノロジーの進化や国際化が進む現代社会では、求められるスキルや人物像が急速に変化しています。しかし、従来の教育制度は依然として昔のままで、多くの学生が昔ながらの授業にとどまっているのが現実です。特に、日本の中高生は、親や教師以外に進路について相談できる大人がほとんどいないのが現状であり、その数はわずか5%に過ぎません。このことは、彼らの成長や可能性を大きく制約している要因と捉えられています。
学生一人ひとりの情熱を育む
HR高等学院は、「伴走者」として社会人を学生の側に立たせることで、個々の情熱を支える目的があります。様々な業界や分野で活躍する社会人たちが学生とともに学び、彼らの目標を共に追いかける関係を構築します。イノベーターや多様な背景を持つ大人たちが直接関わることで、学生たちが現実の社会についてより深く理解できるような環境を提供します。
キャリアの教科書の作成
この学校の特徴的な取り組みの一つが、「キャリアの教科書」の作成です。これは、社会人の経験やストーリーを集めて一つの教科書にまとめ、学生たちに提供します。それぞれの社会人が歩んできた道や、そこで直面した課題、喜びや悩みなどを知ることで、学生たちは将来の選択肢について多様な視点から考えることができるようになります。この教科書には、1000人の社会人による様々な人生が詰め込まれており、まさに生きた教育資源として機能します。
クラウドファンディングの詳細
現在、HR高等学院はクラウドファンディングを行っており、目標金額は500万円です。支援募集期間は2024年8月9日から2024年10月30日まで。支援者には様々なリターンが用意されており、プロジェクトの進捗を間近に感じることができます。この新たな教育機関の誕生に向けて、多くの人々の協力が必要です。
未来に向けたアプローチ
HR高等学院は「社会全体で育む教育」を掲げ、その理念を基に新しい時代の若者を育てることを目指しています。教育が持つ力を多くの人々に再認識してもらい、未来を担う学生たちが自信を持って次のステップへ進んでいけるような社会を目指しています。皆様からの温かい応援をお待ちしています。
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■ 企業概要
株式会社RePlayce
中高校生向けキャリア探究サービス「はたらく部」をNTTドコモからスピンアウトし、2024年4月に創立。若い世代の探究心に火をつけ、自己実現を支援する事業を展開しています。オンライン教材の提供や講師の派遣など、積極的に教育に関わっています。