大型単結晶新発売
2023-08-24 15:51:20

大型ダイヤモンド単結晶製品の新発売、研究及び宝石制作の新たな可能性

大型ダイヤモンド単結晶の新製品



株式会社イーディーピーが、ダイヤモンド単結晶の製品ラインに新たな大型製品を追加しました。これまでの最大サイズを上回る単結晶を開発し、宝石や研究用途への新しい可能性を切り開きます。

1. 大型ダイヤモンド単結晶の優位性



イーディーピーは、創業当初から大型のダイヤモンド単結晶の製造に注力してきました。これまでの販売記録では、最大の種結晶は12x12mm、通常のラウンドブリリアントカットで5.5カラットの宝石を作ることが可能でした。新たに発表される製品は、これを大きく上回るサイズとなっており、研究用基板も含まれ、多様な応用が期待されます。

2. 新たに発売される製品の詳細



2-1 人工ダイヤモンド宝石製作用の大型種結晶



新しい種結晶のサイズは、13x13mmや14x14mm、薄さは0.3mmのバリエーションがあり、通常のカットスタイルにおいてさらに大きなカラット数の宝石が製作可能となります。

2-2 大型研究用基板



研究用基板のサイズは、11x11mmから14x14mmで、厚さは選択可能です。これにより、より大規模なデバイスの研究開発が可能になります。

3. 製品特性



新製品は、面方位が(100)面に対して約3°のオフ角があり、窒素含有量は8ppm以下となる高品質基準を満たしています。これによって、安定した結晶品質が得られ、従来の製品と同等の性能を提供します。

4. 他の用途と特性



4-1 大型種結晶の応用



新しい種結晶を用いることで、成長した宝石の重量が大きくなることが期待されています。具体的には、13x13mmで約7カラット、14x14mmで約8.7カラットの宝石が製作可能です。また、プリンセスカットやオーバルカットなどでもさらなる重量が実現できる見込みです。

4-2 研究用基板の利点



新しいサイズの基板は、従来の10x10mm基板の約倍の面積を持つため、大面積デバイスの開発が実現します。大きなサイズによる影響で、光学部品においても新たな応用の可能性が広がります。

5. 今後の展望



イーディーピーは、単結晶のさらなる大型化を追求し続けていきます。特に、デバイスの製作に向けて2インチウエハの開発が待望されており、ウェハ表面の品質改善に向けた研磨技術の研究も行っていく方針です。より高品質な単結晶の提供を目指します。

今後の新スタンダードとなる大型単結晶製品に、ぜひご注目ください。詳細については、当社営業部までお問い合わせください。

[写真1: 大型種結晶]

[写真2: 大型研究用基板]

会社情報

会社名
株式会社イーディーピー
住所
大阪府豊中市上新田四丁目6番3号
電話番号
06-6170-3871

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