旭建設が切り拓くデジタル時代の建設業
地域貢献を重視する旭建設株式会社が、SORABITO株式会社の提供する「GENBAx点検」を導入しました。この決定により、建設現場での業務効率が大幅に向上することが期待されています。ここで、導入の背景やその特徴について詳しく見ていきましょう。
ジェンバックス点検導入の背景
旭建設株式会社は、宮崎県日向市に本社を置く企業で、長年にわたり地域貢献に積極的に取り組んでいます。2025年1月、宮崎県インフラDXコンソーシアムの場において、同社の社長、黒木繁人さんが「ペーパーレス化がDXの最初の一歩」というテーマで講演しました。これに深い共感を示したのが、SORABITOの代表取締役である博多一晃さんでした。
旭建設は、「地域良し・発注者良し・企業良し・未来も良し」という理念を掲げ、笑顔あふれる社会の実現を目指しています。この理念は、地域のインフラ整備や持続可能な社会づくりにもつながっており、SDGsの推進やDX認定の取得など、多角的な取り組みで表現されています。
GENBAx点検導入の決め手
旭建設には、従来の現場業務で以下のような課題がありました。
- - 始業前点検の記録をデジタル化し、負担を軽減したい
- - 業務を効率化し、ペーパーレス化を進めたい
- - クラウドやスマートデバイスを利用して、業務をデジタル化したい
これらのニーズにぴったり合致したのが「GENBAx点検」です。このサービスにより、始業前点検だけでなく、設備や安全点検、作業員の健康チェックなども一元化し、ペーパーレスで行える点が評価されました。
GENBAx点検の特長
「GENBAx点検」は、さまざまな点検業務を効率化するために設計されています。主な特徴は以下の3つです。
1. スマホで簡単点検
すべての点検をスマートフォンで実施可能で、QRコードを使ったログインや作業員のユーザー登録が不要です。これにより多くの協力会社が関与する建設現場でも、スムーズに運用できるようになっています。
2. リアルタイム集計と共有
点検結果はリアルタイムで反映され、パソコンで確認できます。これにより、作業の進捗状況を視覚的に把握できます。点検表の回収が不要になることで、求められるフローが簡略化されました。
3. パソコンとスマホでの電子承認
承認業務はパソコンやスマートフォンから行えるため、いつでもどこでも必要な承認ができます。さらに、多段階承認機能により、社内での点検表回回覧も不要になるのです。
終わりに
このように、旭建設が導入した「GENBAx点検」は、ただのデジタルツールではありません。地域貢献を掲げる同社にとって、業務の効率化と環境負荷の軽減をもたらす重要な手段として機能しています。今後も旭建設が推進するDX化に注目したいところです。
会社情報
代表取締役社長:黒木繁人
本社所在地:宮崎県日向市向江町1丁目200番地
創業:1959年6月
公式サイト
代表取締役:博多一晃
本社所在地:東京都中央区日本橋茅場町1丁目9番2号
設立:2014年5月12日
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