『よむよむかたる』PJ第3弾
2024-12-12 10:47:24

朝倉かすみ『よむよむかたる』の小樽PRプロジェクト第3弾始動!

朝倉かすみ『よむよむかたる』の新たなPRプロジェクト



はじめに


第172回直木三十五賞にノミネートされた作品、朝倉かすみの『よむよむかたる』が、北海道・小樽を舞台にした新たなプロジェクトを立ち上げました。この取り組みは、作品の魅力を皆に伝え、小樽の文化や風景を楽しむことを目的としています。

『よむよむかたる』とは


物語の舞台は、小樽という美しい港町です。コロナ禍からの復興を背景に、芳香漂う「喫茶シトロン」には、80代、90代の方々が集まる「坂の途中で本を読む会」が存在しています。彼らは課題本を音読しながら、亡き息子や教え子との思い出を語り合います。
主人公の安田は、小説家という夢を断念し、シトロンの雇われ店長としての日常を過ごしています。しかし、読書会を通して彼の心は少しずつ動かされ、物語は彼が迎える大きな変化へとつながっていきます。読者は最後のページを読み終えたとき、小樽の街を訪れ、地元の人々と触れ合いたくなることでしょう。

「北海道・小樽プロジェクト」の足跡


このプロジェクトは過去に2つの企画を展開してきました。第一弾は、10月に小樽・旧北海製罐第3倉庫で開催された「食とアートのイベント」に参加し、作品に登場する特製サンドイッチを作って販売しました。イベントは大盛況で、3,200人以上が来場し、サンドイッチは即完売。

第二弾では、小樽の街を散策しながら、設置した風景ポスターをInstagramでシェアするキャンペーンを実施。参加者には、オリジナルのサイン入り書籍がプレゼントされるなど、町と作品のつながりを再確認する機会となっています。

第3弾の特別な取り組み


このたび始まる第3弾は、2つの目玉企画を掲げています。まずは「おたるLOVEフォトグランプリ」。小樽市が全面的に協力し、参加者はそれぞれの「小樽のお気に入りの場所」をInstagramに投稿します。さまざまなカテゴリーの賞が用意されており、小樽市長からの評価も受けることができます。また、完成度の高い作品に対しては、著名人による選考も行われる予定です。

次に、「北海道中央バス」とのコラボによる限定ポスターの掲出です。小樽の観光名所である天狗山のロープウエイなどを運営するこの会社と、『よむよむかたる』が連携し、バスの車両や札幌ターミナル内に特製ポスターを展開していきます。

終わりに


朝倉かすみによる『よむよむかたる』をきっかけに、小樽の魅力が新たに再発見されるこのプロジェクトに、皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。彼女の作品がもたらす温かい感情は、訪れた地域での体験をより豊かにしてくれることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社文藝春秋
住所
東京都千代田区紀尾井町3-23
電話番号
03-3265-1211

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