大阪マラソン組織委員会は、2025年2月24日開催の「大阪マラソン2025」のメインビジュアルを発表し、これに伴う展示会も計画しています。今年は総数86件の応募があり、さらに障がい者アートを取り入れることで、多様性を大切にした大会のスタートを切りました。
メインビジュアル選定の経緯
まず、最優秀作品に選ばれたのは佐々木あきよさんの作品で、大阪マラソンの姿勢を見事に表現しています。ランナーやボランティア、応援する人々が交流しながら一体感を楽しむ様子が描かれ、大会の理念がしっかり伝わるビジュアルです。優秀作品に選ばれたchutaroさんとふわぽよ宇宙人さんの作品も、それぞれの独自のスタイルを用いて大阪の魅力を引き出しています。
ノベルティグッズへの障がい者アート使用
ノベルティグッズのデザインとして、上田匡志さんの作品が最優秀に選ばれました。こちらも明るい色使いが特徴で、マラソンの楽しさを通じて、参加者にポジティブなエネルギーを提供してくれるでしょう。これにより、ノベルティグッズを通じた参加者とのつながりが生まれることを期待します。
審査の様子と委員の評価
審査は10月8日に行われ、大阪芸術大学デザイン学科教授の清水柾行氏を委員長に、芸術やクリエイティブの専門家たちが集まりました。最優秀作品を除く優秀作品2点に対しても、経歴豊かな審査員たちから好評を得ており、特にアートがどのようにコミュニケーションを促進するかという点が再評価されました。
大会に向けての期待
今後、このメインビジュアルがポスターやノベルティグッズだけではなく、マラソン参加者の心に届くメッセージになることが期待されます。そして、2025年に行われる大阪マラソンEXPOでは、今回の受賞作品が展示され、来場者はこれらの魅力的なアートを直接体感できる機会が設けられます。参加者全員が誇りを持てるような、豊かな文化とエネルギーに溢れた大会が開催されることを心より願っています。
この大会を通じて、大阪の文化や絆を感じることができる素晴らしい機会です。皆さんの参加をお待ちしています。