南フランスのデータセンターが一新!
オープンネットワーキング・ソリューションを展開するIP Infusionは、フランスの地域通信プロバイダーIzarLinkがデータセンター向けの新たなシステムを導入したことを発表しました。IzarLinkは、システムインテグレーターのPine Networksとともに、IP Infusionの「OcNOS」を採用し、南フランスの全域にわたるコアネットワークを刷新しました。
進化したネットワークコア
「OcNOS」は、EVPN-VXLANコアを使用してデータセンター間の接続性を高めるための重要な役割を果たします。特に耐障害性が求められるこの環境において、25Gアクセスを冗長化された100Gコアに集約し、BGPやOSPFなどのプロトコルをサポートします。さらに、リアルタイムストリーミングテレメトリを使用することで、より効率的なネットワーク管理が可能に。
IP Infusionの提供する「OcNOS」はシンプルなライセンスモデルを採用しており、これによりキャリアグレードの安定性とハードウェアに依存しない運用が実現されます。長期的な総所有コスト(TCO)も大幅に削減できる点が魅力です。
IzarLinkのビジョン
IzarLinkの最高経営責任者(CEO)であるAlexis Guirlé氏は、「私たちの目的は、ISO 27001や医療データホスティング(HDS)認証など、厳格な基準を満たす信頼できるデジタルインフラを提供することです。『OcNOS』は、私たちのネットワークを支える強力な技術基盤を提供し、将来にわたる拡張性やセキュリティを強化しています」と語ります。
シームレスな移行を実現
今回のアップグレードは、Pine Networksが担当し、IzarLinkの既存インフラストラクチャ(Cisco Systems製やMikroTik製)とのシームレスな統合が実現されています。Pine NetworksのゼネラルマネージャーであるHadi Choueiry氏は、IzarLinkのビジョンを具体化したことに誇りを持っており、現場の専門知識と『OcNOS』の融合を通じて耐障害性の高いデータセンターを作り上げました。
エンドユーザーを第一に考える
IP InfusionのCEO Tom Savoie氏も、このプロジェクトの成功を喜ばしく思っており、「IzarLinkは、最新のネットワークへの投資を通じてエンドユーザーのニーズを最優先し、今後10年間でTCOを大幅に削減する見通しが立ちました」と述べています。
IP Infusionの概要
IP Infusionは、キャリアやサービスプロバイダー、データセンター向けのオープンネットワーキングソリューションを提供しており、同社の「OcNOS」は市場でのリーダーとして知られています。カリフォルニア州サンタクララに本社を置くこの企業は、数百社の顧客にサービスを提供し、数千件の導入実績を誇ります。顧客はネットワークのディスアグリゲーションを行うことで、運用効率とコスト削減を実現可能にしています。
IzarLinkとPine Networksについて
IzarLinkはフランスを本拠とする通信事業者で、高性能な接続サービスとセキュアなデータ交換を提供しています。一方、Pine Networksはエンドツーエンドのネットワーキングソリューションを構築する専門のシステムインテグレーターで、設計から導入、サポートまでを手掛けています。
このような革新が進む中、IP Infusion、IzarLink、Pine Networksのコラボレーションは、今後のデジタルインフラに大きな影響を与えることでしょう。