九州の家庭の味
2026-06-10 10:23:50

九州北部の伝統を守る『うり浅漬』の手作り仕込み開始

九州北部の家庭の味を未来へつなぐ『うり浅漬』



福岡県築上町にある「有限会社奈良漬さろん安部」は、2026年6月16日から季節限定商品『うり浅漬』の仕込みを開始します。この漬物は九州北部の家庭で昔から親しまれてきた伝統的な味であり、地域の食文化を消えゆく前に次世代に伝えていく大切なプロジェクトです。また、同社はこの『うり浅漬』を20年以上にわたり明治神宮へ御奉献しており、地域に根付いた象徴的な存在です。

『うり浅漬』の重要性と製造過程



『うり浅漬』は、白うりを酒粕に漬け込むことで、みずみずしい食感と爽やかな風味が楽しめる漬物です。しかし、近年の生活スタイルの変化や核家族化に伴い、家庭で漬ける機会は減少しており、地域の食文化が危機に瀕しています。そんな中、奈良漬さろん安部は創業以来、この味を守り続けており、地域に住む人々にとって欠かせない存在となっています。

毎年、仕込みは6月中旬から7月中旬にかけて行われ、今年も約7,500kgの白うりと4,800kgの酒粕を使用し、約3か月間の熟成を経て、9月から順次出荷されます。毎年、仕込み開始前から予約が入るほどの人気商品であり、今年も5月からその予約がスタートしています。

手作業による丁寧な仕込み



福岡県の契約農家から運ばれてくる白うりはすべて手作業で加工されています。まず、種出しから始まり、次に塩漬けを行い、最後に酒粕への漬け込みを行います。すべての工程が職人の手によって進められ、約1トンの白うりが1日で加工されます。このように手作りにこだわる姿勢が、多くのリピーター客を生んでいるといえるでしょう。

予約を受け付け中の『うり浅漬』



販売開始は毎年9月からですが、近年の人気により予約受付が早くから始まっています。今年の樽詰め商品は価格が7,700円から10,300円となっており、5月から9月までの予約数は約100個にのぼるとのことです。特に手づくり故に大量生産ができないため、早めの予約が必須です。年間で約2万個が販売され、多くのお客様がその味わいを心待ちにしています。

地域の未来を見据えて



奈良漬さろん安部の代表取締役社長、安部勝憲さんは、「『うり浅漬』は当店の原点であり、九州北部で育まれてきた夏の味です。この文化を守りながら、次世代に伝えていく意味でも、しっかりとした取り組みをしていきたい」と語ります。彼の言葉に込められた地域への愛情と食文化の重要性が感じられます。

お問い合わせ



仕込みのスケジュールや商品に関する問い合わせは、奈良漬さろん安部の公式サイトや電話で受け付けています。手作りの温もり溢れる『うり浅漬』、ぜひ季節の味わいを体感してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ先
有限会社奈良漬さろん安部
福岡県築上町
TEL: 0930-56-5018
奈良漬さろん安部の公式サイト


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会社情報

会社名
有限会社 奈良漬さろん安部
住所
福岡県築上郡築上町湊196
電話番号
0930-56-5018

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